「投資」は戦うんじゃなくて伴走するんだよ
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本日は、サクッと1000字くらいで簡潔に書きたいと思う。

(実はいつも思っているんだけどなんだかんだ長くなる・・)

ということで、「投資家の姿勢」について。

 

 

戦う投資家達

ここ二年くらいでそれまで鎖国していた私が開国しネットから色々な情報が入ってくるようになった。

それまで、投資はほぼ独学でネット情報やそこに居る人達に関して興味がなかったので、自分以外の個人投資家と呼ばれる人達の動静を知らなかったんですが、二年ほど前に私自身に文明開化が起きまして、自分でも発信し情報も入ってくるようになりました。

ですが、ネット上の個人投資家と言われる人達を見ていて「違和感」があることも多いんです。

その際たるものが「戦う投資家達」。

彼らは、常に何かと戦っている。そして、その相手は判然としない。

機関投資家なのか?同じネット上の個人投資家なのか?外国勢なのか?はたまた市場なのか?

よくわかりませんが、常に何かと比べて「投資法」や「情報源」「テクノロジー」「知識」等々が足りない。こんな未熟な自分じゃ戦えない・・と嘆いているのを見ます。

投資家として実力をつけたい、レベルを上げたいって気持ちは分かります。私もそれは同じ。

でも、誰かに劣っているからって投資で負けるとは限りませんよ。

だって、その人と戦うわけじゃないんですから。

機関投資家やネット上の凄い人達と競争しているんですか?

その人達とゼロサムゲームをしているのなら分かります。そりゃ実力を上げて、戦いに勝たなきゃ利益を上げられませんからね。

 

 

投資は伴走だと思っている

私は、「投資」は伴走することだと思っています。

それも他の投資家たちとではなく、投資先とです

誰かと戦うわけじゃない。誰かより絶対に優れている必要もない。

投資先が割安でこれから伸びていくと思われるなら、ただ淡々と買えばいい。

そして、その後は投資先が伸びていくことに伴走していくだけ。

何かと競争するような、ベクトルが対立しているイメージではなく、同じ方向を向いているのが投資だと私は考えています。

早い者勝ちで誰か特定の人が利益独占!という世界ではない

 

そこにフォーカスするなら、他者を気にする必要なんてないと思います。

「誰々は凄い分析力だ。自分はまだまだだ・・・」とか

「誰々の成績は凄い。こんな人と戦っていける気がしない・・」とか

「機関投資家に振り回されてひどい目にあった。もっと先回りしないと・・」とか

 

「どうでもよくない?」といつも思います。

さっきも言いましたが、その人達とゼロサムゲームをしているんですか?同じ銘柄でどちらが成績良いか?とか比べてるんでしょうか?

 

自分なりに調べて、知識をつけて、投資先を理解する努力をし、将来価値に対して安いと思えば買うだけ。

それで、失敗したら反省し修正するだけ。

他者はどこにも入ってこない。前にも書きましたが、投資資金も投資スタイルも投資期間も目標も、何もかも違う人と比べるなんてナンセンスだと思います。

自分は自分の基準で、淡々とやるべきことをやって投資先と伴走する意識で投資をするだけで良いのではないでしょうか?

これはつまり、プラスサムの世界に居続けるということです。投資はプラスサムの世界でやるのが一番勝ちやすいんですから。人と戦った時点でそれはプラスサムではないと思います。

 

以上、投資家の姿勢についてでした。

 

 

 

 

 

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