
こんばんは、imoekatです。
大発会、いきなり2016年の激しさを見せ付けてくれる日になりましたね。
チャイナショックはまだまだ続くと思われます。更にこれを引き金に諸々燻っている問題も表に出て来るかもしれませんし・・
今年は、ここ数年の波乱の少ない市場ではないかもしれません。
さて、ありきたりな雑感はこのへんで。
本日は、私の夢の1つについて
Contents
職人への憧れ
今、私は企業への間接的な応援という形でお金を出しています。
これはこれで大きな経済の流れ、ビジネスに乗れるので楽しいしやりがいもあるのですが、将来的には直接資金を出す投資家になりたいなと思っています。
まー直接となれば資金を出すだけでは上手くいかないと思うので、バフェットやあいHDの佐々木会長みたいに経営学、M&A、シナジーのある人や企業をひっくるめたグランドデザインを描ける上に、坂本竜馬のような強力な折衝、コミュニケーション能力が必要だと思われますので、まだまだ先は長いです。
日本には、素晴らしい各分野の職人がいて作る「物」はとても評価が高いのですが、職人はそれを売るのは得意ではありません。
最近ビジネス系のテレビ番組でこのような職人を世に出す!みたいな企業を取り上げていて、とても面白いなーと思って見ていました。
私も以前酒蔵見学をしたり他の分野の職人の技を見学したことがあり、その技術の素晴らしさに感心したのを強烈に覚えています。
先日の記事の木内酒造さんもそのような考えで調べていてたどり着いたお店です。(木内酒造さんはその点やり手)
物作りのプロ
私は職人や工房のような物作りのプロに憧れがあるのです。
でも、自分では何もできません。更に自分でその道を極める気概もないのです(単なるへたれ)
もし、自分が職人を志すとしたらまずどの道に行こうか?で立ち止まってしまうでしょう。道を極めるバックグラウンドが希薄なので自分でやるのはリアルではないのです。
その裏返しなのか、将来そのような職人や伝統文化の発信に関わりたいなーと考えています。
職人は未上場
そして、そのような職人のやっている商いはそんなに大きくないことが普通で、ましてや上場なんてしていません。
今のままの株取引の世界からは、中々リーチできない領域なのです。
応援したくても出来ない領域に職人達はいます。
かなりハードルの高いことなのですが、まずは消費者としてその世界に関わり自分のレベルが上がればもっと深く関わりたいと思っています。
(以下追記)
職人応援のポイント
① 付加価値を活かす
② 後継者について
彼らは基本的に他でマネの出来ない技術を持ちますので、必然的に付加価値のあるモノになります。
私が株を買う時一番意識することは、「独自の強み」を持つか?なので、職人はこの点文句なしです。
その反面、量産が利きません。ついでに融通も利きません 笑
その付加価値を活かす為に、この「量産が利かない」「融通も利かない」という欠点をカバーする必要があると思います。
具体的には、「フロント商品を作る」ことと「体験」を売ることです。
フロント商品とは、ガチの商品よりも少しグレードを落として量産し価格を手ごろにすることです。
目的は、気軽に手を出す機会を持ってもらうことと量産体勢を作ること。(更に人材の面では弟子の活用に繋がるかと)
手を抜くこと、100パーセントではない商品という部分に職人は反発すると予想されますが、この点は理屈と人情でコミュニケーションを取り乗り越える必要があると思います。
「経験を売る」とは、素人が体験できる教室を開くことです。何より物作りの楽しさを知ってもらい、その結果職人の凄さも引き立ちます。
人は、経験には結構お金を使うと言われていますし広く知ってもらうには良い手段かと。
その上で、本当に売りたい付加価値の高いモノであるバックエンド商品を最終的に買ってもらう流れにもって行きます。
全てはトータルでファンになってもらうことが目的ですね。
②後継者について
後継者問題は深刻です。職人の世界は先も見えず厳しい世界なので、若い人のなり手があまりいません。
実は、上記の「フロント商品を作る」ことと「経験を売ること」はどちらも弟子がやる仕事と私は考えています。職人が直接手がける必要はないでしょう。
これらを仕事とすることで、弟子は経験値が上がるし沢山の人と関わり喜ばれるポジションにいるのでモチベーションも上がるでしょう。
更に、この様に一般人に知ってもらう機会を持つことで職人の世界に興味を持つ若い人も増えてくる効果も期待できます。
直接的には人材紹介業とのコラボもアリかと思います。その際の採用条件などで独自の項目や情熱に焦点を当てたり有望な人材を獲得したり・・・
まー色々妄想が膨らみますが、基本的に木内酒造さんがモデルになっています。
ここはかなりやり手で、スタッフも若い人が多いし直営レストランも手がけています。
色々なチャネルで木内酒造の歴史、こだわり、味、全部ひっくるめて「木内酒造ブランド」を伝える方策を取っていて、初めて知った時はとても感心しました。
是非、一度ビールを飲んだり体験したりしてみて下さい!
「いやー上手いことやっているなー」と感心すると思います 笑
(ここまで追記)
最後に
伝統技術や手作業の仕事などは、後継者の問題でじょじょに失われていっているとどの分野でも言われていることです。
少しでも長く技術、文化を伝えられ、将来もその技術を堪能できるような未来であればなーと考えています。