長期で勝つ投資家は右肩上がりの相場が嫌い
スポンサーリンク

Contents

右肩上がり相場は好きですか?

こんばんは、imoekatです。

今日は、右肩上がりの相場と長期投資家についてです。

実は、長期で勝つ投資家は右肩上がりの相場が嫌いです。

「何言ってるんだ?こいつは!右肩上がりが良いに決まってるじゃないか!」という声が聞こえてきそうですね 笑

理由を言いましょう

①「右肩上がりはずっと続かない」ことと②「全体相場と長期投資家の保有資産はほとんど連動しない上に無駄に引っ張られるから」です。

実際、長期で成績の良い投資家は全体が伸びている時はインデックスに負けていることが多々あり、下げ相場の時にインデックスよりダメージが少ないパターンを作ります。

つまり、"下げに強く地道に伸びる投資"をしているのです。

長期で勝つ投資家は例外なくこのパターンです。

スポンサーリンク

右肩上がりが嫌いな理由

では、具体的に理由をお話しましょう

上記の長期投資家が右肩上がり相場が嫌いな理由①「右肩上がりはずっと続かない」は

そのまんまその先で必ず下がるからです。笑

そして、実態以上に上げていることも多いので下げは急激になります。「ブルは階段を上がりベアは窓から飛び降りる」と言われています

この大きな下げが嫌なのです。

ここで嫌いな理由②「全体相場に無駄に引っ張られるから」が出てきます。

長期で勝つ投資家は全体(インデックス)とは違う視点で投資をしているので基本的に保有資産と連動しません。それでいて全体の下げの影響はそれなりに受けるのです。

お分かりでしょうか?

インデックスの上げの影響は限定的(もしくは逆の動きすらする)のに大きな下げの影響はそれなりに受けるのです。

このため上昇相場の時に長期投資家は一時的にインデックスに負けることが多いのです。たまに浅慮な人が長期で素晴らしい成績を出している投資家のことを上昇相場での成績がインデックスに負けていることを非難したりバカにしたりしている人を見ますが、一点だけを見て全体を見ていない人だと言わざるを得ませんね。

長期投資家の好きな波

では、長期投資家の好きな波はどんな波でしょうか?

答えは、最上が「キャッシュを持った状態での暴落です」。そして次点が「上にも下にも行かないボックス相場」です。もっと言うと余計なブレの少ない状況です。

長期投資家は、個別の投資資産の成長力を見ています。

短期投資家は、全体の波に乗ることを考えています。

ですので、長期投資家にとって個別の投資先がどれだけ成長するかが重要であって全体の波がどうなっても関係ないのです。

個別の投資先がしっかり伸びること=投資の成果

例えるなら、全体の波が(荒々しい海面)に対して長期投資家の投資先は(深層水)でしょうか

海面の影響は軽微だけど、大きな海面の変化は多少影響を受けるというイメージです。

長期投資家の投資先は余計なノイズがなければじょじょに成長していくので安心。そういう意味で横ばいのボックス相場が好きなのです。

実際、私の成績がインデックスと大きく差がついているタイミングはインデックスがだらだらしてる時です。笑

逆にインデックスが大きく伸びているときは差が縮まります。

今はどういう時期か

実は、去年から今年の前半は私はずっと嫌な気分でした。ずっと日経平均が伸びてましたからねー

では、今はどういう時期なのでしょうか?

今年一時日経平均が二万円を越えました。そこまでが大きな上昇相場だったと思います。

それが7月8月に大きく調整し上昇相場は一旦終わったように見えます。そして、しばらく18000円~19000円の間が続いていますね。

ということは私の好きなボックス相場なのか?というと私の考えは微妙に違います。

今は火種が至るとこに隠れているので、更なる下落へのきっかけを見ている時期なのかなと個人的には考えています。

その前提で合理的に考えれば、最上である「暴落時のキャッシュ持ち」状態を作る為に今は保有資産を売りキャッシュを作るべきでしょう。

しかしながら、相場は読めないとも考えているので暴落は有るかもしれないし無いかもしれません。更に、いつそれが起きるか?は誰にも読めないと思います。

現在の私の知識洞察力はまだまだショボイと思いますので確信は持てないのです。

だったら、一見合理的だけどそうなるとは限らないとも考えグルグル頭の中は回ります。

常に投資家はこのジレンマからは逃れられません。だからこそ、勉強し観察から学び自信を持つことが大事なのです。

買いなおしの難しさも感じていますしね・・

今、私に相場観を見る自信があれば全額キャッシュで持っているでしょうねー 笑

是非、あなたも自分の判断に自信を持てるくらい勉強して下さい。他人の判断では成長しません。

では、また

スポンサーリンク
おすすめの記事