史上最高のピュアシューター クレイ・トンプソンの爆発力
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今日、wowowでNBAプレイオフウェスタンカンファレンス第6戦「ゴールデンステイト・ウォリアーズVSオクラホマシティ・サンダー」を観ました!

いやー久々に熱い試合で思わず何度か叫びましたよ 笑


 

この試合では、ウォリアーズのスプラッシュブラザーズの片割れクレイ・トンプソンが神がかってました。結果的にプレイオフ記録である11本の3Pを沈め逆転勝利に貢献

改めてトンプソンのシュート力に脱帽しましたね。

私はシュート精度においてトンプソンは史上最高レベルだと思います

 

当たりだしたら止まらない

トンプソンは元々シュート力に定評のある選手で、私はセットシュートに限るならカリーを超える精度だと思ってます。

トンプソンのシュートは本当に美しい!

シュートフォームも理想的なバランスで構えた右手の肘から手首、指先と真っ直ぐ力が伝わっておりリングに向かって一直線に飛んでいきます。

バスケのシュートにおけるポイントは大まかに3つありまして

それはこちら

  1. バランス
  2. ループ
  3. 回転

 

バランスは主にシュートフォームに関係していて、シュート時に全体のバランスが取れていないとシュートはブレてしまい入りません。ステフィン・カリーの凄いとこは実はここで、カリーはこのバランスが整わない状態でポンポン3Pを打ちます。それでも高確率で決める能力があるのが彼の革命的なとこ。カリーは別にして通常はシュートフォームがブレてしまった場合、成功率はガタ落ちしますのでバランスはとても重要なのです。トンプソンはこのバランスが整った状態で打つシュート精度においてはカリーを凌ぐと私は思ってます。

 

ループとは、シュートを打ったとき描く弧のこと。リングは真上を向いていますので、シュート成功率は弧を高くして真上から進入するほど高確率になります。逆に弧が浅くリングに向かって直線的に向かうシュートはリングへの進入角度が浅いのでピンポイントでないと入らないことになります。良いシューターは45度くらいの角度の弧を描くことが多く、成功率も非常に高くなります。トンプソンのシュートも理想的な弧を描き、リングのど真ん中を打ち抜くようなシュートを決めてきます。ちなみにカリーのシュートも綺麗な弧を描きますが、彼は少し高目なことが多い気がしますね。

 

回転とは、シュートを打った時のボールにかかる回転のこと。この回転が綺麗にバックスピンになっているとボールの軌道は安定しリングに弾かれにくくなります。この回転は結構ばらばらな人も多くクセが出やすい部分。(人によっては斜めに回転していたり、ほぼ無回転の人もいる)トンプソンはこの回転もとても綺麗なバックスピンで一度入りだすと止まらないのはこのバックスピンの安定感のお陰だと思いますね。

 

トンプソンの爆発力

以上のようにトンプソンは、シュート精度を担保する要素において全て理想的なテクニックを保持しています。

バスケを知らない人でも、彼の綺麗なフォームから一直線にボールが放たれ、リングのど真ん中を打ち抜くシュートを見ると他の選手との違いを感じることでしょう。

説明してきたようにトンプソンはシュートの基本精度が非常に高くそれを反復することが出来るので、一度入りだすと止まらなくなることが度々あります。(同じシュートの軌道、距離感、を反復が出来るということ。普通精度が安定しないと毎回入ったり入らなかったりする)

事実、彼は今回プレイオフ記録である一試合11本の3Pを決めました。(本当に鬼神のような活躍でしたよ・・)

更に過去にも1Q37得点というNBA記録も持っています。

 

これ見てみて下さい。まさにゾーン!シュートが止まりません。

一度入るシュート感覚を掴むと延々とリプレイ出来るのがトンプソンの怖さです。だからこそ短時間の爆発が頻繁にできるのです。

そのリプレイ能力は、前述のシュートの基本部分の精度の高さが可能にしています。

同じ時代にカリーがいなければトンプソンが3Pの記録を塗り替えていたはず。プレイスタイルが違うので単純には比べられませんが、ことシュート精度においてはトンプソンはカリーに勝るとも劣らないと思ってます。

 

NBAプレイオフも終盤

さて、2016NBAプレイオフも終盤。東はレブロンのキャブスがファイナルに駒を進め、西は今日観戦したウォリアーズかサンダーのどちらかが第7戦で決まります。

プレイオフは各チーム生き残りを賭けての激戦ばかりで試合が面白く、会場の盛り上がりもハンパではありません。

今がNBAの一番面白い時期!(私は31日の西の決勝第7戦を会社休んででも観たい・・・)

wowowではNBAプレイオフもバッチリ放送!


日本でも、もっとNBAプレイオフをアピールしたら良いのにとバスケファンとしては思いますよホント。競技としても展開が早く、点の取り合いなので素人が見ても面白いと思いますし、何よりNBAともなれば2M超えの選手が超人的なプレーをしますので見応え抜群。(身体能力の違いがこれまで日本人NBA選手が出てこない原因の1つ。)

私のブログからNBAファン、最終的にはバスケファンが増えると嬉しいなーと思います!

 

 

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コメント一覧
  1. 初めまして。ステフィン・カリーで検索したらこのブログに当たりました。私ウォリアーズの地元オークランドの隣街に在住しております。今年、生まれて初めてオラクルアリーナでバスケ観戦しました。いわゆるニワカなので詳しい事は分かりませんが、カリーにしろトンプソンにしろシュートにいく動作がものすごく速いですね。他の選手とは桁違いです。

    • mitsさん、はじめまして!

      正直に言います!物凄い羨ましいです!
      今のウォリアーズのオラクルアリーナとか鼻血ものですよ!
      カリーの打つタイミングはオカシイですよね。トンプソンも有り得ないリリーススピードだと思います。
      あー生で観てみたい・・

      是非、堪能してください。NBA史上でも稀なチームですので。

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