貴方が成功する投資法は必ずある。まず自分の適性を見極めよう
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こんばんは、imoekatです。

数多ある「投資法」について今日は書いてみたいと思います。

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実は「貴方がやろうとしている投資」と「貴方が目標にしている人がしている投資」は全く別の可能性があります。

 

実際、投資法によっては「バスケ」と「ボクシング」くらいルールも違うし必要な能力も違います。

でも、世の中ではどれも一緒くたに、ただ「投資」と呼ばれているのです。

どういうことか?

 

投資法におけるルールの違い

私が実践している投資法は、括るなら中長期投資です。その中でも成長株に寄ったバリュー投資です。

さて、ここでまず「期間」が出てきました。そして「どのような特徴を持った株を買うか?」という条件もつきます。

更に、この「どのような」も”時価総額の規模は?景気循環株か?業種は?利益率は?自己資本比率は?・・・・・・”と細分化していけば無数にあるので、厳密に言えばほぼ被る投資法はありえません。

 

なんとなく分かりましたでしょうか?

例えば貴方が成功している投資家のようになりたくて投資法をマネしても同じような結果が出ない理由はここにあります。

同じ投資をしているように見えても、厳密には違う投資をしているんです。

 

適性を把握する

貴方が成功するにはまず自分の適性を見極めなければいけません。

”どれくらいの期間か?、どれくらいの利回りか?、精神的にどういたいのか?、リスクに関してどう考えているのか?、どういう性格なのか?、今までの投資経験は?、何に興味があるのか?資金力は?・・”

最低でもこれくらいは自分について考えてみて下さい。

その結果で貴方に合った投資法が見えてくるのです。

 

私は期間で言えば「中長期投資」ですが、短期トレーダーを否定しているわけではありません。

私の適性に合わないので実践していないだけです。

日々株価を気にし、精神的に落ち着かなく、根拠も希薄な中マーケットを予想する力にも疑問でレバレッジを掛けた過大なリスクを取ることは自分には無理だと判断しているのです。

私の落ち着く投資スタイルとして期間を長く見ているので、必然的に長いスパンで成長の期待出来る会社の株をその期待値よりも割安な値段で買うという投資法になっています。(細かい条件は割愛)

 

短期トレードについて

恐らく一般的に「投資」と言えば短期トレードを指しているように思います。(私の思い込みかもしれませんが)

雑誌や投資情報など世の中に氾濫している「投資」に関する情報は、皆一様に刺激的です。

キーワードは、「手軽に儲けよう」「貴方も一攫千金!」「~相場に乗れ!」みたいな

ですので、投資初心者が株を始めると言うと大体「短期でお金を稼ぐ!」という風になりがち

 

しかし、短期トレードは一番適性者が少ないと私は常々思っています。

先ほどから短期「トレード」=”売買”という言葉を使い「投資」という言葉を使わないのも、「短期は投資とは言えない=ルールが明らかに違う」と私が考えているから

投資は本来その投資対象を見ます。株であれば企業ですね

「売買」は企業を見ません。見るのは需給です。

マーケットはどうなっているか?どこに向かって動くのか?

天気予報以下の予測の下、プロを中心に鎬を削っている場が戦うフィールドになります。

個人がこの場で戦うのはかなり厳しい。

情報も売買スピードも資金力も全て圧倒的に不利なので同じことをしていては個人に勝ち目はありません。

 

歪みを見つける

投資は何でも「歪み」を見つけた人が勝ちます。

長期で言えば、その企業の価値と価格の歪みを見つけそれが是正されることに期待し投資します。

短期であれば需給の歪み、プロの動きの歪みをいち早く見つけ動きそこに投機していきます。

長期についてはいつもこのブログで言及しているので多くはここで語りません。

短期トレードは長期と比べて求められる適性能力が大きく違うことをここでは示したいと思います。

〔短期で必要な能力〕

  • マーケットに対する洞察力
  • 集中力
  • データ分析力
  • 思考の瞬発力
  • 拘りの無さ
  • 時間
  • 大胆さ
  • 狂気(自分の見立て、勘に全て委ねられる)
  • 本田並の心の強さ

などでしょうか

「日々、1日の大半をマーケットの動きに集中し分析し自分なりの根拠の下、素早く判断を下し、次の瞬間こだわり無くそれまでの見立てを捨て去り、これだと言う直感が洞察の結果働いたら大胆に全てを掛けられるみたいな人」そしてこれをずーーーーとやれる人です。

毛色の違う短期システム投資家は

  • 分析力
  • 知識欲
  • プログラム能力
  • 資金
  • 世捨て人感
  • 地道なことが出来る

みたいな感じ

こっちは、「研究者肌でお金を儲けるというより、自分のプログラムが上手く働くか?という感覚を持っている人」で、こちらもずーーーーとこれを続けられる人です。

 

それぞれ見ていくと分かると思いますが、一般人でこれらを兼備している人は一握りです。

つまり、選ばれた人のみが短期トレードで成功できるのです。

自分に適性がありそうだと思える人はチャレンジすることは自由ですので、周囲に迷惑にならない範囲で是非頑張ってください。

 

まとめ

貴方に合う投資法は必ずあります。

しかし、それは人に教えてもらうものではなく貴方が自分の適性を見極めて自分で見つけるものです。

実際、それが一番成功確率の高い投資法になるはず

世の中の成功している投資家に関してはあくまで参考と考えましょう。

自分は自分の道があると強く意識するのです。

 

最後に1つ

投資で勝つためには「ずっと投資をしている」ことが必須です。

自分の投資法を模索する上で大きな指針がこの「ずっと続けられるか?」という視点。

是非、貴方も精神的に資金的に長く続けられる投資法を見つけて下さい。

 

以上、参考になれば幸いです。

 

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コメント一覧
  1. imoekatさん、こんにちは!
    とても参考になる記事でしたので、知り合いに紹介させて頂きました。
    短期って誰にでも出来ちゃいそうに最初思いますよね。
    そして損をしてから気付くという…(汗)
    なかなか周囲の人に中長期投資のメリットを理解してもらうのは難しいです。

    ところでimoekatさんは、3179シュッピンのように成長性は有望だが、株価の上下が激しい銘柄ってどう思われますか?
    私は銘柄選定をする時に、まず成長性をみます。次に割安、財務。
    そして流動性が少ない方が好みです。
    成長性が高い事は良い事なのですが、流動性が高く落ち着きません(笑)
    それよりは4792山田コンサルティングのような銘柄の方が好きですね。
    ただ、IRはシュッピンの方が親切なので(山田コンサルは不親切?)一長一短、悩ましい限りです。

    もしよろしければご意見いただけませんでしょうか?
    お願いいたします。

    • vetaさん、こんばんは

      御紹介ありがとうございます!
      時間の無い人、ストレス感じやすい人は中長期投資しかないと思うんですがねー

      御質問の返答ですが
      私は、成長性が有望であれば短期的な株価の上下は気にしません。
      最終的に株価は利益の伸びに収斂すると思いますので、それまでの株価の動きはノイズと考えています。いわゆるミスターマーケット氏は躁うつ病なので短期的に信用ならない 笑

      また、私は流動性は高い銘柄を好みます。
      理由は、想定外の時すぐに売れるようにです。
      流動性が低いと値が飛び想定以上の価格で取引されるor値が付かないこともありえます。
      購入時も流動性が低いと値が飛び自分が買うことで想定以上の値段になることもありますので

      IRに関しては仰るとおり親切、正直な方がいいですね
      全体的にIRは満足なとこが少ない気がします 笑

  2. imoekatさん、おはようございます。

    くわしいご返信、ありがとうございます!
    流動性の話、納得いきました。
    少し前のバリュー投資の考え方では、無残に捨てられている銘柄が注目されるのを待つというやり方がありましたが、参考にしてました。
    今日に至っては情報が蔓延している状況ですので、そんな無残な株はずっと無残なままなのかもしれませんね。(有望なら誰かが必ず嗅ぎ付ける)
    流動性の低さはデメリットになりそうですね。
    ミスター躁うつはとりあえず放っておいてみます(笑)
    ありがとうございました!

    • vetaさん、おはようございます

      成長の期待できる銘柄でも放置気味なものも多いので、流動性に関しては悩ましいところです。
      価格と価値の歪みが大きい銘柄ほど放置気味・・
      ずっと辛抱して市場に気づかれ株価上昇と共に、株式分割する流れはとても良いですね。
      最近では、トレファクで経験しています。

      今主力の「あいHD」も実質2年以上横ばいでした
      時価総額の小さな成長期待銘柄は辛抱するのは仕方ないと考えると気が楽ですよ

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