元証券営業トップにインタビューしてきた話「世の中楽して儲けたい人ばかりなんですよ」

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こんばんは、imoekatです。

今日は野村證券にいたAさんから聞いた話

曰く「世の中楽して儲けたい人ばかりなんですよ。自分で考えられる人なんてほとんどいない」

だから、こちらを信頼してもらい素直に言うことを聞く人がもっとも良いお客さんですね

 

つまり、長年投資の現場に留まり厳しいことで知られる野村證券でも活躍したAさんは一般人にちゃんとした投資知識、哲学を求めることを諦めているようでした

私がいくら「一般人の投資教育、意識から変えなければいけないですよ」と言ってもピンと来ていないようで、苦笑いして「それは無理ですよ。下手に知識が付くと自分で投資をし損を出すだけです。」

「投資は一喜一憂しないで中長期的にプロの言うとおり売買すれば結果は後から付いてきます。感情に振り回されて変な行動さえしなければ良いのです。」と

 

プロの諦め

勿論、この人は誠実で自分の仕事にプライドを持っています。しかも、私の嫌いな野村證券(今日こんな記事もありました。まさにクズ!)も自分には合わないと飛び出し独立している本当のプロです。

更に言えば、お勧めしている株は私も納得の素晴らしいラインナップ!さすがプロ。(私なんかがおこがましいですが)

主張されている通り、何も考えずアドバイスを素直に聞き言うとおりに売買していれば中長期的に良い結果が出る可能性は高いでしょう。

しかし、顧客の状態は本当にそれで良いのでしょうか?

  • もし、Aさんがいなくなったら残された顧客は?
  • 保有株に想定外のことがあり即動かなければいけない状況になったら?
  • そもそもお金の運用は株だけでいいのか?

様々な疑問が出てきます。

 

実は、Aさん自身もこのように言っています。

「勧めている株を複数の顧客が保有して、その株に突然不測の事態が起きた時に誰から売りの連絡をすべきか?の問題はあります。」

「お客さんによっては流動性の問題で本当に一番良いと思う株を勧められない場合もある」

「自分でも株式投資をしており、とっておきの株はやはり自分で買う。流動性に問題なければ顧客にも勧めますが・・」

「保有してもらうだけではこちらの売上にならないので、年間売買数は大事」

これらの話しは色々矛盾を含んでいます。

 

利益相反の限界

証券営業もAさんのような独立投資証券アドバイザーも同じ病に犯されています。

 

①投資期間の矛盾

Aさんの主張は、割安、成長期待、中長期で感情に流されずに保有です。

しかし、Aさんのビジネスとしては「売買」してもらわなければいけません。

ずーーと保有だけされていては、儲けが出ないのです。

適度に売買してもらうことが絶対条件。

②自分優先

自分がもっとも評価する株はまず自分が保有し、流動性に問題なければ顧客にも回すということは「二兎を追う行為」です

自分は、「投資」で儲けたいのか?それとも「ビジネス」で儲けたいのか?

ビジネスで顧客の信頼を得るのであれば一番良いと思われる株を顧客に回すのが筋でしょう。

二番三番の株では顧客が満足するパフォーマンスが出ないかもしれません。

③不測の事態に弱い

アドバイザーがいなくなったら顧客は自動的に退場です。

保有株に何かあった場合、自分では判断出来ないのでアドバイザーの連絡待ちに

それでは決定的に遅い可能性があり抱えている顧客数によっては放置もありえるでしょう。

 

自前の投資力

私はやはり「自前の投資力」は大事だと思います。

Aさんは長年現場で素人投資家を見てきた絶望から「自前の投資力」を持つように教育するなんて無駄!と考えているでしょう。私もある程度理解は出来ます。笑

それでも私には「投資の基本的なことさえ押さえることが出来ればそんなに大変ではないんじゃないか?」という実感もあります。

Aさんの言う「一喜一憂しない感情コントロール」もある程度投資に関しての理解がなければ不可能なことだと私は考えますので。

(Aさんはプロの言うことをしっかり聞いて一喜一憂しないことは「自前の投資力」などではなく「信頼」と「経験」「素直さ」にあると考えているようですが・・)

結局いつまでもおんぶに抱っこでは自立しません。

ビジネス的にはそこも狙いなのでしょう。自分で投資されてしまえばプロは要らないと考えてもおかしくありませんから。

ここに最後の矛盾があります。

④顧客に投資脳を持ってもらいたいが必要以上に賢くなられると困る

ある程度投資で結果を出す為には投資脳になってもらわなければいけません。

いくらプロのアドバイスで株を買っても感情に流されて個人が勝手に売買したのでは意味がありません。株価の上下に流されないメンタルが必要。

しかも、投資脳の未熟な顧客は短期で結果が出なければ顧問契約を切られる可能性もありますし・・

以上見たようにプロのアドバイスで投資結果を出すことも実は顧客の投資脳は必須なのです。

それがドンドン上達し「自前の投資力」にまでなってしまうと今度はプロは要らないよとなりかねない

これは矛盾ですね。

 

それでも怠惰でいたい人

人間、結局怠惰なのはプロにとって福音でしょう。

ある程度の投資脳を持ってもやはり自分で調べて投資するのは面倒だという層は一定数います。

Aさんもそこが圧倒的多数であると考えていると思いますし

しかし、今後は特に自分のことは自分で責任を持つ時代になります。

外部依存は出来るだけなくした方が将来の安定にも繋がるはず。

上記で指摘した依存するリスクを考え、人生でもっとも問題を起こしやすい「お金」についてある程度コントロールする力を持つことは有益です。

そして、多分一般人が考えているより投資の基本は難しくないです。問題はやる気と学ぶ場だけ

 

以上、投資のプロへのインタビュー?でした

他人の視点はやはり新たな発見があり面白いです。自分の考えの整理にもなりますしね

ビジネスする上でもこちら側の考え、視点のみでは上手くいかないので色々な視点を自分に入れる戒めとしても良い機会になりました。

 

 

 

 

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