私の株式投資失敗例4(銘柄に惚れる)
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ダイヤモンドダイニングの例

こんにちは、imoekatです。

今回は、私の株式投資失敗例4(銘柄に惚れる)についてです。

サブプライムショックで大きなダメージを受け、(あくまでも)私がやるシステムトレード、沢山分散して自分の把握し切れない企業の株を短期で取引することに懲りた私は、中長期で伸びる可能性の高い企業の株をしっかり調べ銘柄数も絞り込んでいくことにしました。

精神的にも安定するもっと自分に合った投資スタイルを模索していた私は、独自の強みを持った企業に注目するようになります。

その中で当時気になった企業が「ダイヤモンドダイニング 3073」です

当時、チェーン店が多い居酒屋業界で一店舗1業態という店舗開発力で独自色がありました。店舗展開も山手線圏内に絞っており確度の高い展開です。

更に、私が買ったとき時は「100店舗100業態!」に向けて勢いのある時期でした。

購入価格は、確か300円くらいだったと思います。そしてたまたま半年ほどで1200円くらいまで急上昇します。私は、有頂天でした。

連日ストップ高というものも経験し、それまで散々な成績だったことも忘れ、案の定「自分は天才だ!」と勘違いし始めます。笑

しかし、新興市場銘柄のよくあるパターンで急上昇の後は急降下が待っています。今思えば、多分に期待値を含んだ上がり方でしたし財務的にも不安定な企業だったので安定成長は難しいことは自明でした。

 

 

暴落

当時、大きな利回りを狙えない分散理論に疑問を持っていたこともあり、ダイヤモンドダイニングには全体の60%近く投資していました。急に集中しすぎですね・・

その上での急上昇で、当時の投資資金が一気に300万を超えました。個人的には大金であり気持ちも大きくなっていました。

その後、暴落がやってきます・・・

半年ほどでストップ安の嵐に遭い、「まだ大丈夫まだ大丈夫」と思っている間にまた300円台まで戻ってきてしまったのです。その後少し売りながら最悪で200円台になり最終的に少し戻した400円くらいで前面撤退をしました。

 

 

反省点

この時の反省です。

1 「株に惚れてしまっていた。」初めての暴騰銘柄であり自分の見立てが間違っていなかったという自信をくれた銘柄だったので、暴落していく時に冷静に見ていられませんでした。結果、判断が遅れ中途半端な決断で売却しました。

2 「財務を軽視していた。」自己資本率の低い企業でしたので、より不安定だということを忘れていた。

3 「致命的な悪い点に目を瞑っていた。」自分が株主優待で実際の店舗に行き食事をした時、「店舗の見せかけは派手だが肝心の料理のレベルが低くその割りに価格が高いなー」と感じたこと。更に飲食にはつきものですが、食中毒トラブルを連発した時点でその事実により注目すべきでした。

 

以上のミスのせいで300万超えの資金がまた200万くらいまで戻りました。

ここまで何度も失敗をし、いい加減自分の勝ちパターンを確立する必要にせまられました。実は、ダイヤモンドダイニングを全部売却する2012年の前2010年の後半に今のスタイルに近い投資スタイルで一部の株を買っていたのですが、結局ダイヤモンドダイニングを長く引っ張りすぎました・・・

勿論、これまでの失敗があるからこそ、その後の改善があり今の自分の投資スタイルに行き着いてもいるので無駄だったとは思いませんが、サブプライム時の経験もありもう少し早く変化できたとも思っています。

人の失敗例は、良い勉強になると思いますので参考になれば幸いです。

 

では、また!

 

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