こんばんは、imoekatです。

成長株への投資は沢山の人がやっていると思いますが、高確率でヒットする人と中々大当たりを引けない人がいます。

その違いはなんでしょうか？

夢を追いすぎ

一番多く見受けられるのは、成長株=夢　と勘違いしてるパターンです。

先端技術や夢の医療分野、世の中を変える的な触れ込みの事業

このような事業をしている企業は確かに「夢」があり当たればそれこそ１００倍とかも夢ではないかもしれません。

しかし、新しいがゆえに「世間に受け入れられるか？」「実用に乗せられるか？」といった高いハードルがあるのです。

それこそ夢を追うベンチャー企業は沢山ありますが、その中で大成功している企業なんて一握りだということを考えれば上手くいく確率の低さが分かると思います。

成長株投資と称してそんな企業にばかり投資していては、ポートフォリオがギャンブル性の高いものになりがちです

そして、一発当たれば大きいけど中々それが出ないということになるでしょう。

基本的な財務の強さ

成長株投資でも、基本的な財務の強さは必須だと私は考えています。

ここの基準を持つだけで大怪我する確率は減るでしょう。

「夢」を追う投資先は、まさしく企業自体が「夢」に投資しており売上、収益が上がっても「夢」への投資額の方が大きくなりがちです。そして、その投資をしたからと言って将来大きなリターンになるとも限りません。

この様に成長株といわれる企業の財務は投資過多になりがちなのです。そうなると財務は傷つき自己資本比率も下がり債務比率が増えます。

このまま体力が続く間は頑張れますが莫大な投資の末、リターンが期待ほどでなかった時危険な状態に陥ります。

この様な企業はまさしく「ハイリスクハイリターン」の企業と言えるでしょう。

いつ収益があがるのか？

いつ収益が上がるのか？という視点も重要です。

このような「夢」を追う成長株は今まで無かった市場を創ろうとしています。

今まで市場自体が無かったのですから売上を作ることも大変ですし、ましてや「収益」を安定して挙げることなど至難の業です。

いつまでも投資額だけが大きく、売上や収益が上がらない事業はその先続けていくことが出来ません。

それでも、もし「夢」に投資したいなら二期～三期売上が伸び始め、収益の見込みが立ってきた段階で投資すると良いタイミングかと思います。

私の持っているUBICも売上は伸びて来ていますが収益がまだ出ていません。そういう意味では少し早いタイミングで私は買っているのです。

株はやはり収益第一

私の持っている株の第一基準は「安定して収益が伸びているか？」です。

成長が期待できる株も基本的にはこの基準を満たしていることが前提で投資しています。

既に売上、収益が安定している企業で、今後その企業独自の強みを大きく広げていける可能性を持つ企業が私の考える成長株です

このような企業は安定した収益があるので、株価の下げも限定的です。それでいて将来のリターンは大きく見込める

これは「ローリスクハイリターン」と私は考えています。

リスクとリターンはバランスしない

これが私の持論であり、投資する時一番意識している概念です。

巷では、「リスク＝リターン」と捉えています。

しかし、私はこの「リスクとリターンのバランスが崩れる状態が結構頻繁にあるのではないか？」と投資を始めてしばらく経ってから気づきました。

その為には、しっかり投資対象を理解し冷静に観察することが必要です。

その結果、相対的にリスクが低い時に投資をすれば高確率で大きなリターンを得られる投資が可能です。（理想ですがね）

株価は日々変動します。

企業は日々そんなに変わりません。

その企業への期待値が変わっていないのに株価だけが乱高下することが沢山あるのです。

そんなタイミングを見極めて投資をすると値下がりリスクが低い時に大きな期待リターンを得られる投資ができます。

私の成功体験

私は、既に安定した収益の上がっていて独自の強みを持つ企業に注目します。

決して最先端の夢を追っている企業ではないことも多いです。

投資報告を見てもらえれば分かると思いますが、監視カメラの会社や天然調味料の会社だったり棚卸しの会社だったりリサイクル会社だったり医療用の針金を作る会社だったり・・パッと見地味で夢を感じない企業郡だと思います。

しかし、このような企業の投資パフォーマンスは今のところとても優秀です。

私の保有株の中で唯一以前から私の宝くじと言っているUBICだけが「夢」を追う企業ですね。

正直、貴方のポートフォリオの中で「夢」を追う企業の割合は１０％以下にすべきでしょう。（私の母はユーグレナを高値で買いました・・「今買うのはやめとけ」といくら言っても素晴らしい未来に目が眩んでいてお話しになりませんでした。せめて全力買いだけは止めさせましたが・・）

この様な株は当たればラッキーくらいに考えておいた方が無難です。

そんな「夢」ばかり追わなくても素晴らしいリターンの株はゴロゴロしているのですから

では、また！