
フロー収入とストック収入
フロー収入とは、つまり単発の「流れていく」収入のことで簡単に言うと一般的な給与収入のことです。
自分の時間を切り売りして得た収入のことですね。(狭義の意味では人的資本からの収益とも言います)
対して、ストック収入とは人的資本以外の資産から生み出される安定した収入のことです。イメージしやすいのは不動産や株の配当とかですかね。
金持ち=「自分の時間を切り売りしなくても生活に困らない状態」と定義すると金持ちになる為には、シンプルにフロー収入ではなくストック収入に焦点を合わせることです。
金持ち父さん貧乏父さんで有名なロバートキヨサキの言葉を借りれば、「ラットレースを抜け出したければ自分のポケットにお金を入れてくれる資産を持て!」ということです。
具体的にはどうすりゃいい?
一般的なサラリーマンは、フロー収入が9割以上を占めるでしょう。
つまり会社からの給与収入のみという状態です。更に、その給与収入を月々のもろもろの固定費支払いに当て、次に余暇を楽しむ消費をし、残れば貯金するというのが毎月の収支の流れになっていることでしょう。
さて、ここで問題です。
「このサラリーマンは、いつストック収入を生む資産を築くのでしょう?」
お気づきのとおりこのサラリーマンは、このままではストック収入を生む資産を築く機会がありません。ちなみに貯金は現在の預金利率をみればストック収入を生む資産とは言えません。そもそも貯金は将来の大きな出費の為であり、資産を築く目的で貯金をしている人はいないと思います。
では、具体的にこのサラリーマンが資産を築く手順をお話しします。
方法は一つ!「フロー収入で得たお金をストック収入を生む資産に変換する」です。
- まずは、種銭がいるので確実な貯金をします。方法はこちらを参照ください
- 種銭が貯まったら、ストック収入を生む資産を買う!
- ストック収入で得たお金で更に資産を買う!
これが、お金持ちが皆やっているゴールデンルールです。ストック収入を持っていないお金持ちはいません。
どうでしょう?拍子抜けしましたか?笑
「当たり前だ!それを実践出来たら苦労はない!」と言われるかも知れません。
しかし、古今東西お金持ちはこの1~3を無限に繰り返しているだけなのです。これを繰り返しストック収入のみで生活に困らなくなった人を世間では金持ちと呼びます。
一攫千金やギャンブルのようなフロー収入を得た人で長期に渡って安定したお金持ちになった人は寡聞にして私は知りません。
長期で安定したお金持ちがやっていることは、シンプルにこれだけなのです。
実は給与収入もストック収入
実は給与収入も「あなた」という人的資産から生まれるストック収入なのです。 人は、積み重ねた能力。つまり今までの経験やノウハウなどの集合でその能力に応じて収入が変わります。
ですので、一番バランスの取れたお金持ちは、給与収入も多く、ストック収入も多い人です。
単純に資産を購入しストック収入だけで生活できるようになった人よりも、自分の能力を磨きフロー収入増大させその能力によってより良い資産を買うことの出来る人が最強なのです。
結局もっとも効率の良いお金持ちになる秘訣は自分を磨くことであるということですね 笑