
こんばんは、imoです
本日は、イケダハヤトさんのブログの感想です。
テーマは「時給って考え方もういい加減やめません?」
これは、全力で同意するのですが現実的に運用するとするとすんなりはいかないだろうなと思う。
Contents
お互い居心地がいい環境
まず、一般社員はバイトでなくとも実質的には時間給で働いていることに近いと思います。
で、管理職になると少し労働者側に理不尽に時間給という概念が取り払われる。
このシステムはどういうメリットがあるのでしょう?
労働者側からは、時間通り働けば仕事の良し悪しに関係なく給与が約束される。これは、非常に労働者にとってメリットがあります。収入が安定していて自分の能力を意識しなくていいからです。
経営者側からは、ただ管理していれば良く、成果を判定する労力をかけなくてよい。組織としてのまとまりも表面上保てる。
つまり、温室での栽培みたいなイメージ。
個性も無くただ管理されて栄養を与えられて皆同じように育つだけ。そして、システム化された管理の下大きな労力も掛からず列を乱す問題も起こらない
お互いにとって波風立たない居心地のいい環境が時給での働きかたでした。
これからの日本
今後、単純作業や誰でも換えのきく仕事は海外からの安い労働力にとって変わられていきます。いや、もっと言うとロボットで良くなっていくと思われます。
お分かりの通り、最終的には人間が要らなくなるのです。
自分の能力を開発しない単純労働者は今後限りなく給料がゼロに近づく可能性がある。
そして、今後生き残る人間は、「自分だけの価値を生み出せる人」です。
それは、つまり時給意識のない人です。お金は自分の生み出した価値によって生まれると考える人です。
少数から始める
イケダハヤトさんの主張しているとこを抜粋
1 最低限の給料は保証する。
2 時間や場所は拘束しない
3 成果によって追加報酬を払う
これは、とても理にかなっていると思いました。
会社として時間も場所も拘束すると会社に従属する時間が長く価値を生む勉強や活動をする時間が取れないからです。
そして、最低限は保証し成果に応じて追加報酬を払うことは、自分の能力開発へのモチベーションになるし生活も安定します。
労働者にとって非常に良い環境だと思います。
でも、経営者側にとってはどうでしょう?
イケダハヤトさんも言及していますが、経営者側にはけっこうリスクがあります
まず、時間も場所も拘束しないので、管理が出来ません。
ちゃんと仕事をしているか?そして利益が上がるかどうか分からない人に給料を最低限保証することは経営者にとって大きなリスクになります。
信頼できるやる気のある人を少人数であれば機能するシステムかもしれませんが、大量の従業員を抱える企業ではまず実現不可能でしょう。
従業員よ危機感をもて
先ほどお話ししたように、将来単純作業者、代えのきく仕事しかできない人は収入がゼロに近づいていきます。
前提として、価値を生む人間にならなければ近い未来の日本では生きていけないのです。
選択肢は、二つ
1 まだ、単純作業に価値を持つ国へ移住する
2 価値を生む人間になる
です。どっちか好きなほうを選んでください。
イケダハヤトさんの提案するシステムは従業員側の意識が変わらなければ実現不可能です。
なぜなら、サボらず能力開発する人間を前提にしているからです。
あなたはどちらを選びますか?
私も含めて価値を生む人間が増えた方が世の中楽しいし、日本も強くなると思いますよー
では、また!