親はモノ言わぬ株主であるべし
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数少ない私の好きな番組に「アナザースカイ」と「奇跡のレッスン」があります。

「アナザースカイ」は一人の登場人物に焦点を絞ってこれまでの人生で重要だった海外の場所へ行くという番組。

その中で、その人の苦悩や乗り越えたことなど人生のターニングポイントが語られます。

「奇跡のレッスン」では、その道の世界的有名コーチを弱小部活動の指導者として呼び寄せて一週間指導し最後に高い壁(強豪との練習試合や発表会)に臨むという感じ。

こちらでは、さすが世界的指導者は指導のポイントや技術がしっかりしているなーと感じるとともに、子供をよく見て的確にモチベーションを上げるなぁと毎回感心します。

どちらの番組も「人の成長」に焦点が当たっており、自分自身も含めて人はどうすれば成長できるのか?ということに感心がある私には学びが多く気に入っています。

 

子供への接し方

で、この記事では子供に対して「モノ言わぬ株主」のように接した方がいいよと書こうと思ったところ、自分の過去記事で趣旨がほぼ同じで良いことを言っていたので再度その記事を紹介しておきます。

[kanren postid="2702"] いやー良いこと言ってますね!見習いたいです

「アナザースカイ」でも「奇跡のレッスン」でも親が登場することがあります。

親にも様々なタイプがいますが、見ていて「子供がシンドそうだなー」と思ったり、「自分で判断できなくなっているなー」と感じる萎縮した子供の親は自分なりの「教育哲学」があるように見えることが多い。

それはその親にとっての常識と言っても良いかもしれません。

「高校生なんだから部活ばかりやってないで将来の進路を考えろ」

「役者や芸人なんて夢を追うのはやめておけ」

「上手くいかないのは努力が足りないからだ」

更には、指導者に対しての質問でも

「うちの子はやる気がないので困っている」

「勉強との両立はどうすれば良い?」

「才能がないのかも」

などなど

親は子供を心配する気持ちはわかるし、上記のようなことも子供を心配するがゆえであることも分かります。しかし、見ているとその一言一言が子供を萎縮させ子供の能力を押さえつけているのがよく分かる。

指導者の力や自力で飛び込むことでその雲を晴らし未来の可能性へ希望を見た時の人の目はガラッと変わります。

特に奇跡のレッスンでは明らかに子供たちの目が変わるのが凄い。

自信なさげで、自分たちには無理だと感じていた時の目と、自分たちは出来ると心から思った時の目は本当に違います。(多分、親としてみていたら泣く 笑)

 

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モノ言わぬ株主

私も親になったので、子供に対して色々言いたくなることは理解できます。

うちの子はまだ1歳なのでこれからですが、思春期を迎えた時とかは言いたくなるでしょうね

しかし、以前の記事でも言及したうちの親の態度や「アナザースカイ」「奇跡のレッスン」を見る限り、親が親の価値観で色々子供に言うことは「害である!」と言いきれます。(ついでに言うと、これからの時代は特に親の価値観は古くてもはや意味がない可能性が高い)

結果として、無駄に子供を萎縮させ、自分で考えられず、最終的には何でも人のせいにする無責任な人間に育つでしょう。

これ、親にはシンドイでしょうね・・・

そうは言っても小言や親の価値観を言いたくなると思います。

余計な口出しをしない・・・これも教育。それも親にとって一番大変で忍耐が必要な教育方法です。

以前の記事でも書きましたが、親は最終的で心理的なセーフティネットでいるべきでしょう。

株式投資で言えばモノ言わず困った時にお金を出す都合の良いオーナーです。

事業が上手くいくように経営者が自由にできるように環境を整え、必要な時にお金を出す。そんな我慢強いオーナー

逆に口出ししまくり、モノ言う株主は子育て事業では最悪の株主です。

将来的に不良債権化(NEET化)する確率がストップ高になるので注意しましょう。

子育ては私自身これからで色々考えながらですが、客観的に見て「こういう親にはなりたくない。」というモデルはしっかり意識していますし、自分の親という良い手本もいるのでそれを参考に「自己責任」を取れる大人になれば良いなあと思っています。

以上

同じく子育て中の人、あなたはモノ言わぬ株主でしょうか?

 

 

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