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こんばんは、imoです。
今回は長年連れ添っている夫婦が贈り合うと良いと思うクリスマスプレゼント2019年編。
さて、うちもそうですが長年連れ添っている夫婦やカップルはもうお互いプレゼントなんてあらかた贈り合っているので毎年何にしようか悩むことでしょう。
今は色々考えた末、古来から女性に喜ばれるプレゼントとして鉄板の「花」はそう言う意味で便利やなと思う今日この頃。しかし、うちの嫁は生花は枯れさせてしまうと残念な気持ちになったり、飾る場所とか考えたり管理がちょっと億劫みたいな感じで、花のプレゼント自体は喜ぶんですが、手間も増えるんだよねーとちょっと悩ましい感じ。
そこで、今年は満を辞してこれを贈ろうと思っているものをご紹介。
メリノウール素材のベースレイヤー(インナー)の凄さをあなたは知っているか?
「メリノウール」という素材を聞いたことがあるでしょうか?
ユニクロとかでも採用されていて話題になったことがあるので、単語自体は聞いたことがある人も多いかも。しかし、メリノウールという単語自体は聞いたことがあっても、その素材の特徴とかまで知っている人は少ないと思います。私自身、メリノウールという素材自体は聞いたことがありましたがここまで素晴らしい物だとは知りませんでした。
まず、私がメリノウール素材のインナーを買い集めることになった経緯からお話しましょう。
そんなに長くないのでご安心を。
数年前、私が「ヒートテック、ヒートテックと世間は持て囃しているけど、実際アレ気休めじゃね?大して暖かくないし、むしろなんか汗かくとずっと寒い。不快度が高いからもう買わないわ」と何気なくアウトドア好きの友人に言ったところ、彼は「俺らが使う最強のインナーはメリノや!ヒートテックとか着てたら死ぬぞ」と言われました。
私は、「だよね!」と思う反面、「いや、死ぬんかい」と心の中でツッコんだのを覚えています。
そんな会話の後、メリノウールに興味を持ち、検索して調べたところアウトドア好きの友人が放った言葉はまんざら誇張ではなく本当らしいという裏が取れました。
私達の身近にある綿素材の製品は、汗や湿度の処理が苦手なため、汗で濡れたウェアによって急激に体温が奪われ、遭難時に運命を分ける結果になってしまうこともあります。天候や気温の変化が激しい冬季登山では「ウール(特に下着)を着ていたかどうかで、生死が分かれる」と言われる (icebreakerサイトより)
その驚きのメリノウールという素材の性能はざっと以下の通り
- ソフトな肌触り。繊維が細くウールなのにチクチクしない(マジで着ていて気持ちいいです)
- 理想的な天然エアコン素材(汗をかいても適度に吸収発散してくれるし、暑い時サラサラで、寒い時は保温能力がある)
- 天然の抗菌防臭効果(クサくなりにくい。いや、マジで)
- 洗濯機で洗えるイージーケア(クリーニングに出さなくて良い。家の洗濯機でOK)
- UV対策にも最適
何これ素材として理想的やんけ・・・
一方、デメリットは
- 値段が高い
- 虫に食われる
という感じ。
”高い”は、まあそうねというところ。
メリノウール自体は、ユニクロを筆頭に結構多くのブランドやメーカーが採用しています。中には手頃な価格の商品もある。
しかしながら、上記のメリノウールの特徴、メリットをしっかり感じられるモノはやはり値段の張る高品質メリノとなります。
「メリノウールの質」とは、その羊の生育環境やメリノウールの毛の細さなどいくつかポイントがあり、高いメリノの方がその辺がしっかりしている。高品質・値段の高さには理由があるのです。
だからこそ、クリスマスの様なちょっと特別な時に贈るものとして適していると私は考えます。
いくら良いものでもあまりに安いとプレゼントとしては微妙な気持ちになりませんか?(笑)
仮に、「UNIQLOのヒートテック」でも自分自身が感動して使っているなら誰かに贈りたい!広めたい!と思うでしょう。そう思うこと自体は良いことです。しかし、いざ人へ贈るとなると数百円の「ヒートテック」じゃあ贈り物としてどうよ?と
せっかくなら普段はちょっと手が出ない良質な物を贈る機会とした方が相手も喜ぶことでしょう。
デメリット2の「虫に食われる」は、天然素材なので仕方ないかなと個人的には思います。
天然素材で良質だからこそ虫も好む・・と(笑)
ただ、インナー系だと本気で一年中使えるので虫に食われる暇もありませんので、そこまで気にすることもないかも。
数ヶ月保管する場合は、洗濯してジップロックに入れると完璧とネットで見ました。(凄い)
話を戻して、メリノウールの素材としてのポテンシャルについてもう少し触れましょう。
昨今、素材系メーカー各社はテック素材として、透湿、調温、防臭、耐摩耗、耐引き裂き等々様々な機能を追加した化繊素材を開発していますが、メリノウールはそれらをほぼ解決しているようです。(劣っている部分は耐久性くらいかな。それも機能を生かした混紡で対応してきているよう)
化繊の素材は、私も結構持っていて昔と比べると肌触りも大分良くなりユニクロのヒートテックを筆頭に様々な機能性を持たせた素材になってきていますが、そんな化繊素材もメリノウールを一度体験してしまうとまだまだ物足りないことに気づきます。うちのクローゼットからヒートテックは全て置き換わりました。
アウトドア好きの友人も言っていましたが、テック素材系は最近色々な機能をうたっているけど、その比較対象が”過去の化繊素材”なのだとか。インナー系は特に天然素材(メリノウール)と比較すると全然だよとのこと。
特に、私が感じる大きな化繊素材の問題点は、①クサくなるところと②汗冷えするところです。化成素材は、ちょっと汗を吸って一日経てばコットンやウールを着ている時とは違う独特な臭いを発しますし、汗の吸収・放出には優れているけど限界値を超えるとテック素材はベトっとします。そして、その際に熱を逃してしまう。(=汗冷え)
メリノウールのインナーを一度試して欲しい
私は、生まれつき1日の7割くらい手足等に勝手に汗をかく多汗症という体質です。
この体質の人は、一般的によく言われる様な緊張や不安などの心理状態とは全く関係なく無意識に汗をかくので、私もこれまで色々な場面で悩まされてきました。(筆記テストでは用紙が濡れるし、スマホの指紋認証も汗のせいでうまく機能しません)
特に私の場合手足やお尻、脇などの汗がひどい時期が今の様な気温が下がってくる冬の入り口の季節で、外気温が低いと自律神経の問題からか無駄に汗をかきやすくなります。汗をかく=冷えるということなので、この時期は本当に着るものに気を使う。
つまり、冬の私は常に冬山登山の人と似た状況にあるということ。(ドヤぁ)
汗冷えは大敵ですし、汗のせいでインナーも1日に何度か変えることもあります。
そんな私がスーパー満足しているのがメリノウール素材のインナーです。
汗もベタつかないし、無駄に冷えない。さらに、臭くもならない!
私が求めていたのはこれでした。
私の体質の様なヘビー仕様に耐え、快適性を提供してくれる素材ということは、一般の人にとっても素晴らしい素材ということを意味します。
冬暖かく、夏はサラッと涼しい。肌触りも気持ちよく、防臭・抗菌機能がハイレベルに揃っている。インナーとして最高レベルの素材です。
以下、メリノウールの代表的メーカーicebreakerのサイトからの引用
メリノウールの特徴について
先ほども言いましたが、メリノウールの中でもランクというか素材の良し悪しが存在します。
ここまで説明したメリノウールの機能性や快適性を存分に体験するには質の良いメリノは必須。(質のよくないメリノだとメリットを実感できないことも)
ですので、私がメリノウールのメリットを実感したメーカーをいくつかご紹介。
(icebreaker)
(スマートウール)
(モンベル)
この辺りのメーカーのメリノは効果をしっかり感じられますのでお勧めです。(モンベルはダサいけど)
まとめ
以上、夫婦でクリスマスプレンゼントを贈り合う時に適したお勧めプレゼントでした。
メリノウールなら、毎年レイヤリング(重ね着)出来ますので数年は使えますよ(メリノウールの重ね着がこれまた効果的)
これで毎年のプレゼントに悩まなくてよくなります。
むしろ、今年はカーディガンにしようとか、パーカーにしようとか、パンツにしようとか新たなメリノアイテムが加わる楽しみとなることでしょう。夫婦やカップルでヌクヌク冬を乗り切ってください。
それでは、また