
本日は、瞑想(マインドフルネス)について。
「googleで流行っている!」「ジョブズもしてた!」
ということで最近は結構よく聞きますね。「私もミーハー心でやりはじめたんですよー」・・というのは若干違って、ちょっと前から仏教の考え方には興味があり、色々情報収集して「瞑想」は効果があるらしいと聞きやってみようと思いました。(ぶっちゃけ動機はどうでもいいですね 笑。タイミングとしては皆さんと同じですし)
で、瞑想(マインドフルネス)自体は、「呼吸を変えたら人生変わった話」として一度このブログでも取り上げたのですが、その記事のメインは「呼吸」であり、瞑想(マインドフルネス)については僅かに触れた程度だったので、自分なりに「瞑想」を実践してみたところ気づいた「コツ」みたいなことを簡単に書きます。
よくわからん
正直初めはよくわかりませんでした。
今でもよくわかっていません。笑
瞑想は、自分のどういう状態が正解なのか?正しくやれているのか?が客観的にわからないんですよね。
こんなのも買ってみて理論的なとこから勉強もしてみましたよ。
しかし、理屈はわかった。よしやってみようという段でやっぱりよく分からなくなる。
「呼吸に集中する」
意味はわかる。やり方もなんとなくわかる。意識すればいいんでしょ?
でも、なんかフワフワして落ち着かない・・・・ちゃんと呼吸を意識してやっているしその他の考えもそんなに頭を騒がせている感じはしないんだけど、「瞑想」って感じがしない・・
普段の感覚と地続きで、深い集中や頭がスッキリとかいう感覚はあんまりしない・・
こんな感想を当初ずっと持っていました。
五感を解放する
そんな私が、最近集中できるようになってきて、もしやこれが「瞑想」か?と思えるくらいには実感が伴ってきた方法があります。
勿体ぶらずに結論から言いましょう。
その方法とは、「五感を解放すること」です。
もう少し詳しく言うと、普段何の気にも留めていない五感に集中して、入ってくる感覚や情報をただ受け入れる感じ。自分のことを何でも通す「管」だと考えるんです。入ってくる感覚、情報は止めない。
呼吸に集中するはするんですが、それよりも五感に集中する。そして、その五感をただ感じるだけで止めない!評価しない!
これで、めっちゃ集中できるようになります。
本当、私みたいに「瞑想」が上手くできてない気がする人や、集中力が続かない人はこれやってみて
不思議な感じがしますよ
「呼吸に集中する」では、なんか五感も閉じて一つの呼吸という感覚に収縮していくイメージですが、やってみると五感は閉じれません。むしろ閉じようとするほど気になってザワザワします。呼吸自体にも常に同じ感覚で集中なんてできません。
そこで、逆に五感を解放して、普段感じない「体重のバランス」「匂い」「空気の動く触感」「光」「かすかに鳴る音」「大きめな音」等を細かく感じていく。
呼吸はその中の一つの感覚です。
そうするといつの間にかとても深く集中できる。(自分だけかもしれないですが・・)
多分「気づく」という教えを私は理解してなかったんでしょうね。
「気づく」は五感のことだったようです。
この「気づく」という感覚を私は「解放する」くらい外に向かう感覚にしないと理解できなかった・・
もう一つ、瞑想を上手くするコツは、できる限り「時間」を意識しないことです。
深く集中できても「時間」を気にすると一気に現実感が出ます。まとまっていた感覚が散逸する感じになる。
なので、時間に余裕がある時に時間を気にせず始めると良いでしょう。
まとめ
人の感覚器官に入ってくる情報って多分日々の中で9割は自動的に流れて消えて行っているんでしょうね。
上記の通り、五感を解放する意識になると驚くほど細かい部分にまで気づきます。まさに「今」を感じられます。
そして、逆に集中できる。
この「瞑想モドキ」をしながら私は昨日の記事と逆のことも考えていました。
昨日の記事は、「情報」は何かにフォーカスしてある視点から切り取って整理しましょう。
という主張でした。
しかし、一方で何もフォーカスせずにただ流れるままに受け入れる感覚というのも大事だなということも瞑想では感じます。
まあ、扱う対象が違うので並列で語れるモノではないのですが、自分の意識の上で「フォーカス」も「解放」も同じくらい大事だなと感じた次第。(マスメディアの流す情報とかは疑問も持たず受け入れまくったら立派な洗脳君ができることに変わりはありませんよ。ここでの感覚は別物です。)
以上、瞑想(マインドフルネス)をやってみたけどイマイチ実感のない人は、①五感を解放し②時間を気にしないようにしてみましょう。
多分、それで効果は出ます。こう言う感覚的なモノは人によって感じ方が違いますし、理解できるコツも千差万別かと思いますが精神的落ち着きのない私が出来たんです。あなたもそのうち実感できるでしょう。