
こんばんは、imoekatです。
舛添都知事が1992年にファミコンゲームを出していたようです。その名も「舛添要一 朝までファミコン」(凄いネーミング・・何でも有りだなファミコン時代 笑)
ビジネスマンの心得をクイズ形式で進むゲームのようで、舛添都知事の有り難いお言葉集(攻略本)付き
その「お言葉集」に 公私混同は失敗の元!!!! と思いっきり記入してありました。
凄いな舛添都知事!24年前にこんな分かり易いブーメランを仕込んでいたとは・・・
初志貫徹の難しさ
恐らく舛添さんも24年前当時は本当に「公私混同は失敗の元」と考えていたのでしょう。
自分は誠実で優秀なビジネスマンであり、その心得をゲームを通して伝えたいと本気で思っていたのです
そんな舛添さんは成功する方法を知っていたはずです。それでも現在のこの状況
舛添知事の会見写真。朝日・西畑志朗カメラマンのショットが面白い。並ぶマイクの下に小さなリモートカメラを置き、遠隔操作でシャッターを切ったようです。東京都知事の苦しい釈明を、言葉なしで伝えきりました。GJ! pic.twitter.com/UkcSuwN4BT
— 冨永 格 (@tanutinn) May 13, 2016
まークロでしょうね。皆やっているのでしょうが、舛添さんはセコさが目に付くし大衆受けがすこぶる悪い
舛添都知事の失策に怒ったり笑うのは簡単ですが、彼の失敗から学ぶとすれば「何故24年前の初志を貫徹出来なかったのか?」というとこ
やはり、立場が人間を作るということでしょうか
多分、舛添さんは現在自分のことを大衆とは考えていないはず。自分はもっと上の存在であると大衆を見下している感があります。
24年前のまだ大衆に近かった舛添さんであれば、公私混同はしなかった可能性が高い。
自分を肥大化させ、ある程度自由にお金を使える立場についた時、生来のセコさが顔を出したのかも「あれ?これ全部領収書で処理できるんじゃね?誰にもばれないでしょ」と
心理、状況は変わる
投資でもなんでも、同じことが言えるでしょう。
状況や心理が変化し初志貫徹が出来ないと往々にして破滅します。どんな成功者も道徳が無いと身を崩すのです。
「ちょっと儲かった!俺は天才だ!次はレバレッジかけて勝負!」とか「大損した!次こそ取り返すぞ!信用全力勝負」
または、「思ったより下げたな。でも絶対そのうち上がるはず!ルールと違うけどここはナンピンだ!」・・
投資では特に心理的プレッシャーが大きいので、冷静な判断が出来ない可能性が高い。初志を忘れて状況に追従するのです。
または、道徳を欠いて人の金に手を出したり生活費まで注ぎ込んだりする人もいます。
全て始めに作ったルールや投資哲学を守っていれば問題ないこと。
舛添都知事も初志貫徹すれば、24年前のブーメランが直撃することもなかったのです。
実の伴わない理想論を語っていたのか?
これまた自分にも戒めなきゃならないのですが、耳障りの良い理想論を実践も伴わず喋っていたパターンも考えられます。
誰かの受け売りで自分の身にもなっていない言葉を述べる。(読書が多い人は多分経験があるでしょう。自分もそう)
ちゃんと実践し知識を知恵に変換して、ちゃんと身を持って理解した言葉であればOK
舛添さんも元々せこい下衆野郎だったけど、表面上の言葉は尤もらしいことを喋っていたのかも(あくまで仮定ですよ)
投資にも言えますよね。「長期投資の記事」でも述べましたが、実践が伴わず分かった気になり喋っている言葉は聞く人へ害にすらなります。
以上、自分への戒めも兼ねて舛添都知事をネタに書いてみました。
うん、気をつけよう・・・