
こんばんは、imoekatです。
本日は、「マニー 7730」についての投資判断です
マニーは手術用縫合針、眼科ナイフ、歯科用治療器で高シェアを持ち営業利益で32%以上を誇るニッチ企業です。
医療用で製品寿命の長い製品、しかも使い捨ての消費商品というとても手堅い事業をしています。
また「世界一しか狙わない」という企業理念でマニーにしかできない技術がありその製作機械すら自社開発しています。
高値
マニーは、一時3200円くらいまで上げました。
当時、流石に高すぎ!と思っていましたし実際半分売りました。
その後も事業資質、成長性を考慮し一部保有を続けていたのが現状です。
しかし、先日の決算で売上自体は伸びましたが大きな利益率の減少と利益自体の減少を発表。
その後の株価は暴落・・
1月18日現在1920円です。いやー下げましたね。
まだ下げそうですし。
今回の決算の内容は5月に子会社化したドイツのSchütz Dental GmbH及びGDF Gesellschaft für dentale Forschung und Innovationen GmbHの2社の売上が乗り売上自体は伸びましたが、
その分の利益は同じように伸びませんでした。
簡単にその中身を見ると。
売上は前年同期比約38%伸びました。
しかし、販管費は同約54%の伸び、原価は同約62%も伸びました。
これでお分かりでしょう。
売上が伸びたけど、それ以上に原価率と販管費が伸びて利益率が大きく下がったのです。
結果、増収減益・・
反省
マニーは元々純利益率ですら24%ほどもある利益率の高い企業です。
その利益に集中した経営を私は評価しています。
それが今期は純利益率が14%ほどまで下落
これは、新規に買収した企業がマニー本体と比べて利益率が悪くまだマニイズムが浸透していないからでしょう。
時間が経てばじょじょにイズムが浸透し利益率も戻していくと思いますが、海外企業の買収ですし先行きは不透明です。
今回、以上を考えたところ結果論ですが異常な高値の時に全て売却し様子を見るというのがベストだったように思います。
そして、現状全体が大きく下げていることもあり下落率が大きく、切る判断が難しいところ
本来即切るべきでしょうが、直近思惑で必要以上に下げている感覚もありますので近いうち少し戻したタイミングで売ろうかなと思います。
一応期限は今週一杯。それで上がろうが下げようが切るつもりです
マニーは、一旦利益率の推移を見守って改善した時に再度購入にしようかと思います。
以上
それでは、また