教育と洗脳の違い(何故銘柄を煽るのが悪いのか)
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こんばんは、imoekatです。

今日は、「教育と洗脳」について

結論から言いうと

教育と洗脳の違いは”可能性を拓く方向か?可能性を閉じる方向か?”

の違いです。

 

Contents

可能性を拓く、可能性を閉じる

上記だけでは意味不明だと思うので説明します。

まず、教育と洗脳は何が違うのでしょう?

例えば、「EUからイギリスが離脱したら株価が下がる可能性が高い!」という情報があるとします。

この情報自体は教育的でも洗脳的でもありませんね。しかし、情報には出し手と受け手がいます。

つまり、このどちらかの時点で「教育的」なのか?「洗脳的なのか?」が決まるのです。

この記事では、主として「出し手=情報の発信者」に注目して書いていきます。

 

「EUからイギリスが離脱したら株価が下がる可能性が高い!」

これを一方的な視点から煽る目的で発信すると「洗脳的」になります。

「ヤバイヤバイ!リーマンの再来になるぞ!」とか「リスク回避で今のうちに売っておけ!」みたいに

 

対して、同じ情報を1つの可能性として発信するなら「教育的」になります。

「EUとはどういうものか?」「イギリスの立ち位置について」「実際離脱になったらどういうことになるか?」

みたいに複数の視点からの自分で考える情報提供をする場合です。

 

発信者の意図

人を意図する方向へ誘導したい(考えさせない)→「洗脳」

人に自分で考えさせたい→「教育」

端的に言うとこんなイメージ。

「考えさせない」とは、その人の可能性を閉じることです。

一方的な価値観の押し付け。強制。意図的な情報発信。全て考えさせないことを目的としています。

投資でもよく「おススメ銘柄」とか、「この株が買い時!」とか個別銘柄を煽る人を見かけます。

これは典型的な(考えさせない)発信です。

こういう発信に反応するのは知的怠惰な人なので、簡単に引っかかりますし失敗したら自分を棚に上げて文句を言います。

しかし、また別の美味しそうな話しに反応して同じ失敗を繰返すことが多い。(逆を言えば定期的に洗脳的情報発信をして、失敗した時も上手く言いくるめれば信者に出来る)

 

 

「考えさせる」とは可能性を拓くことです。

元々、人に可能性は拓かれていて自分で結論を導けますし自由に考えられるはず。

でも、生きて行く過程で依存的な被洗脳クセみたいなものに侵されている現代人もチラホラ。

そりゃ、自分で考えなくて良いのは楽ですからねー

しかし注意したいのは、洗脳したい側もそんな被洗脳クセがある人が多いことを承知してます。

だから子供でも分かるような程度の低い煽りを連発する人が出て来る。

投資でもめちゃくちゃ観察されますよね。最近でもウ〇フとかいう人やオプザイル?とかいうマルチ集団が考えない人を相手に搾り取ろうとしてたり

他にも新興宗教やマルチ、ネットワークビジネス等、怪しい人達は基本的に「考えさせない」方向性の発信の仕方をしてくることが分かると思います。

 

それと、ビックネームで恐縮ですが、元首相の小泉純一郎なんて典型的煽り屋だと私は考えています。

「郵政民営化!」「自民党をぶっ壊す!」

あの人これしか言ってません。歴史を見ても大衆からの支持を得るにはワンフレーズ演説は効果的

オバマも「チェンジ」の印象しかないです。

歯切れ良く、耳ざわりの良いワンフレーズの勢いとなんだか良く分からないけど「変えなきゃ!」という閉塞感から大衆は支持しました。

 

「面倒なことは考えたくない」

これは皆が思うことです。だからこそ「教育的」な発信をする人は貴重。

大衆には支持されないと思いますが 笑

私なら可能性を閉じようとしてくる人よりも可能性を拓こうとする人と関わりたい。一歩引いた発信の仕方の人には好感を持ちます。

インターネットが発達して以来、情報が大量にあふれる時代ですが一方的煽り系の情報には注意したほうが良いですよ

その裏には洗脳しようという発信者の意図が働いていますので

 

 

 

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