「結婚」で後悔しない為のチェック項目7点
スポンサーリンク

Contents

 結婚の条件

以前、「選択肢」に関しては何度か記事にしていますが、今回は「結婚」について。

「結婚して選択肢が狭まった」という人が結構います。

例えば、

「奥さん(旦那)が保守的で、投資に理解がなく肩身狭くコソコソやっている」

「奥さん(旦那)に消費癖があったり、皆が買っているからとあまり考えなく家を買いたがる」

「奥さん(旦那)が専業主婦で、1馬力だから中々投資にまわせる自由になるお金がない。or 生活のために長時間労働せざるをえない・・」

「世間体を気にする相手で、理屈が通じない」

「奥さん(旦那)が家計を握っていて、お小遣いで細々と投資をしている」

などなど。(投資は男性がやる比率が多いので、相手に奥さんを先に持ってきました。事実、私のブログ読者も8割が男性です。)

他にも、人生の負債は、妻と子供と家だ」という極端な意見もありますね。

全部「自分の選択肢が狭まる」という嘆きです。

 

 

事前にチェックしましょう

人の価値観は容易には変わりません。そして、外から変えるのはほぼ不可能です。

なので結婚後(契約後)の説得や言い聞かせは無意味。

つまり、元々の性格や価値観、人間性が大事ということです。

これは非常に重要な点なのでもう一度言います

「人は自分で変わろうとしない限り変わりません。なので、相手の初期条件を全部受け入れられるか?の確認が大事」

私は、結婚前にこれらの点をかなり意識しました。

私が気にした点は以下

1. 精神的に依存的ではないか?

2. 物理的、金銭的にも自立しているか?

3. ある意味冷めているか?

4. 深い部分で利己的ではないか?

5. 常識があるか?

6. 闇がないか?

7. 固定観念にとらわれず柔軟な考え方ができるか?

こんな感じ。

結婚前にこんなジャッジをするなんて傲慢だ!とか、結婚はそういうものではないよ!とか言われそうですが、自分の未来の選択肢が増えるか狭まるかの瀬戸際なんで妥協は出来ませんでした。勿論、お見合い結婚とかではないので愛情があるのは前提ですよ。

逆に、テンションだけで、好きなだけで、結婚する人はギャンブラーだなぁと私は思っています。結婚は契約でありその手続きや縛りは高コストなモノ・・後で後悔しても遅いので。

(この点、「結婚制度」自体が将来揺らぐ可能性を私は考えています。現状、結婚するメリットは精神的な部分を排除すれば法的な問題に過ぎず、この点が解消されれば「結婚」はしなくても何も変わりません。まあ、それはまた別の話)

 

 

チェック項目について

1、2はどちらも依存の話。精神的には勿論、金銭的にも物理的にも依存されると選択肢は物凄く限定されてきます。いつも相手に気をつかわなきゃいけませんし、何かあると自分が動かなきゃいけないというのはとても消耗しますね。

結婚するくらい長期の関係性でこれはありえません。一方に負担が重くのしかかるので絶対将来破綻すると思います。

3は、単純に私が合わない相手ということですね。何かに固執したりミーハーだったり、世の中の流れに流されやすかったりという相手だと疲れます。ある意味冷めていて、一歩距離を置いているようなタイプが楽。一般的にもあまりにミーハーな人は騙されやすく、無駄な消費行動が多いので経済的にはリスクになり易いです。一方で、興味の範囲が広いことは良いことなのでそれはトレードオフ。どこまで受け入れられるか?でしょう。

4は、ふとした時に出る行動が利己的ではないか?ということです。例えば、電車に乗っていて我先にと空席を探したり、列に平気で横入りしたりとかでしょうか?何か浅ましくて、残念な気持ちになるんですよね。あからさまな「利己的さ」は「下品」になるので、人に見せられる態度ではないとも思います。自分の友達や親と接する時に安心していられない気持ちになります。

5も、「自分の友達や親に安心して会わせられるか?」という視点もありますし、私自身がある意味常識を知らないこともあるので、それを教えてくれる人がいた方が有難いからです。(普段、結構怒られます。笑  そんな時は素直に聞いて反省)自分自身も成長させてもらえます。

6も結構大事。見逃すと即破綻に繋がる可能性大です。普段表面に出てこないですが、深い部分で「闇」を抱えている人間が世の中にはいます。

例えば、昔虐められていて、ある人物を深く恨んでいるとか、何かしらトラウマを抱えていて、ある事柄には極端な反応を示すとかですね。鬱屈した感情を心に秘めている人です。

こういう「闇」から救ってあげるのが、真の愛だという主張もあるかもしれませんが、「闇」が無いに越したことは無いんですよ大変なんだから・・・通常、そんな「闇」は簡単に解消できるものではありません。長い時間がかかりますし、労力、金銭もかなりかかると思われます。そもそもその「闇」が人間性に深く関わっている場合はそれ込みでその人になるので、取り除くこと自体不可能な場合もあるでしょう。

7も大事だと思います。固定観念ほど面倒なものはないです。時代はスピードを上げて変化しているのに、昔のパラダイムで考えていては色々手遅れになる可能性があります。よく、70代前後の人から昔の子育て論とか、良い大学、良い会社へ入るべし的な教えを受けますが、もう時代に合っていません。

私自身が、「柔軟であれ」を考えているので、パートナーも柔軟でいてくれなきゃ色々面倒。子育てに関してもこれは大きく関わる問題ですね。

 

 

全ては選択肢を持つため

せっかく結婚したのに、選択肢が減って苦しい思いをするのは幸せなんでしょうか?

「結婚したから、自分のやりたいことが出来ない。」という思いを私はしたくありませんでした。

私の場合、結婚して事実選択肢は増えたのです。

結婚した結果、日々の生活費は合算され、投資に回せる金額は増えました。同時に、妻名義で新たにNISA口座を作れるので、そういう意味でも選択肢が増えています。

投資に関しても、妻自身がやる気はないが私の実績、考え方等は納得してくれているので独身時代と同じような銘柄選びができています。(優待で機嫌を取らなくても問題無し 笑)

会社を辞める云々の話でも、「いいんじゃない?私も働いているので生活は破綻しないし」みたいな反応で、詳しく話して説得する労力も必要ありませんでした。

他にも、細かい部分で結婚したからこそ受けられる恩恵があったり、メンタル面でも多くの恩恵がありました。

そもそも、家にいて不満があったり、イライラしたりしないというだけで物凄いメリットだなと思っています。自然とリフレッシュできますからね

私自身、結婚して妻から色々教えられ、人間的に成長している気がしており、その点も非常に大きなメリットです。(基本的に未熟な人間なので)

これまでのところ、私は結婚したおかげで「選択肢」が増えたと評価しています。(今後はわかりませんが・)

しかし、1〜7のどれか一つでも有ったらどうか?

何かを我慢したり、結婚を後悔していたかもしれませんよね・・

以上、結婚だけじゃなく、これから起こる人生の選択で「それは私の選択肢を増やすのか?減らすのか?」は常に意識して、特に長期的に影響を及ぼす可能性のある事柄の場合は慎重に判断した方がいいと私は思いますよー

 

 

スポンサーリンク
おすすめの記事