株の売却についての考え方
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ベストなタイミングは読めない

こんばんは、imoです。

今回は、株の売却タイミングについてです。

基本的にベストな売買のタイミングは読めません。そして、株を買うより売るときの方が難しいと思います。

それを前提に私の売却の考え方をお話しします。

 

売却理由

① 明らかな業績ダウン情報で将来の利益に悪影響かつ長期間に及ぶことが決定的であれば撤退。

これは分かり易いですね。私は、企業の将来生み出す利益成長に投資しているのでその前提が崩れたら当然ですが撤退します。今まで三度ほどこの理由で売却しました。

② 他の有力な銘柄を見つけた

基本的に①の理由が無ければ売りたくないのが本音です。しかし、今現金余力が無いとします。

その上で、今後一20%成長するであろうA株と30%成長するであろうB株が出てきた時には悩みます・・・恐らくこの状況だけでは私は今保有しているA株を売ってまで別のB株に乗り換えはしないと思います。A株の基本的条件に変化が無ければ実績のあるA株に比べてB株の30%の成長はフォロー期間が短く見込みでしかないですし、A株のこれまでの含み益を考えると税金や手数料分も含めて成果が出るか?は微妙なとこでしょう

ここにA株に悪い情報が出てきたとします。この時になって初めてA株を売ってB株に移る決断をすると思います。全体の成績の為には仕方ないですね。この売り方は、今まで2回ほどしています。

③ 株価が高くなりすぎた

株価が想定より高くなりすぎた場合にも売却を考えると思います。一般的にはこの理由で売却する方も多いでしょう。

しかし、「高い」の判断は非常に難しいです。多少経験のある方ならお分かりになるかと思いますが皆が高いと思う株価から更に大きく伸びることも株にはあるからです。

「どこかで押し目買いしたい」と考えているうちにドンドン上がっていき企業業績もその株価を裏付けるほど利益を積み上げていきます。ここまで来ると初めの基準は意味を持ちません。その企業の成長期と考えられます。

これとは別に企業業績の伸びも無く理由も無い株高になる場合があります。この場合には近いうちに急落する可能性が高いので売却という判断もありです。

もう1つ株価が高くなった時に簡単に売却に動けない理由があります。それは、税金の問題です。株価が高いということは利益が出ていますよね。売却するとその利益に20%の税金がかかります。

売却するということは利益が20%減ることを確定させるということにもなるのですですので、仮に同じ値段で買いなおす場合税金分買えなくなるということを想定しなければいけません。最終的にはこの20%の減益分も含めてよりメリットがあると考えられれば、B株に乗り換える判断に至るということです。

④ 暴落したとき

今回のように市場が暴落した時は皆パニックになってます。どこまで下がるか読めない恐怖から売却に走る人が多くいます。しかし、ここでの売却は最悪です。

なぜなら必要以上に値を下げての売却なので損失額が大きくなります。得てしてそのまま保有している方が良い場合が多いです。ここはメンタルの問題ですね

この暴落が①の売却理由に繋がることが無ければ売る必要はないです。むしろ安く買い増せるチャンスと考えるべきです。

 

 

売却の後を考える

売却は難しいと冒頭言いましたが、実はその後でもう一度買うタイミングは更に難しいです

今回の暴落でも一度売った人は買い戻すタイミングが非常に難しいと思います。それなら余計なことをせず、保有し続けるのが最善だったでしょう。

そもそも選別した結果、株を買っているので、基本的には①の売却理由が無ければ手放したくありません。一度株価が高くなって売却してもその内買い戻したいと思う場合も多いです。私の選ぶ銘柄は将来価値に対して割安と考える利益成長株なので売却した場合もう二度と同じ株価以下では買い戻せない場合もあります。そうなると目先の利益のために将来の利益を棒に振ったことになりますね。(税金分引かれた金額が手元に残るだけ・・)

そこで、私の妥協案を披露しましょう。持ち株が高いなと思う場合は全部ではなく一部売却することがあります。自分では「明らかに高いな」と考えているが、上記のことを考えてすべて売却はもったいない・・ですので、一部売却をしてこの後値上がりしても嬉しいし、急落すれば安く買い戻せます。どちらに転んでも気持ち的に辛くない選択です。

実際、このやり方で予想以上の値上がりの場合もついていけますし、値下がりの場合も安く買い増せるということになり一石二鳥でした。

 

 

まとめ

「企業の基本情報が変わらなければ基本的に売却はしない。」(買戻しも難しいので)

「明らかに高いと感じるときは一部売却しどちらに転んでも精神的に嬉しい手を打つ。」

以上の二点が私の現在の売却判断するときです。

 

参考にしていただければ幸い。

 

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