ベーシックインカムが実現した時の思考実験
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ツイッターでこんな呟きを見ました 笑

 

ちょっと悟り過ぎてて私の理解の及ぶ範囲ではないのですが、こんな人もいるようです。

私も実践している投資界隈では、「早よアーリーリタイヤしたい」という層が一定層いますよね。

この気持ちはわかる!

でも、何にも考えず「働きたくない」一心で仮に目標資産額を達成し、アーリーリタイヤする人が居たとして、その先大丈夫かな?と不安になるんですよね(ずっと投資に没頭して資産増加に邁進する人もいそうですが、それはそれでリスクありますし。)

 

 

3つの考えられるパターン

以前も記事にしましたが、もし仮にベーシックインカムが実現されたとして、人々の価値観はどう変わるのだろう?ということをちょっと考えてみます。

今、大半の人は生きていくため食べるために働いていますよね

その目的が無くなり、明日から働かなくていいですよーとなった時にどうなるんだろう?と

「よっしゃラッキー。明日から自由だぜ!」は多分最初だけだと思うんですよね

一般的には、お金の価値なんてある意味もう無いので、投資してお金を稼ぎ続けることの価値もとても低くなります。(ベーシックは保証されているので、ものすごいギャンブルに走る人も出てくるかもしれませんが・・・多分そういう人が増えると規制ができます。)

 

1「ベーシックを超えたよりよい暮らしの為に働く」

2「やりたいことを追求する」

3「ベーシックの範囲内で可もなく不可もなく暮らす」

 

今、思いつくのでこの3つのタイプが現れるのかなと。

で、この中で私が共感するのは2。

生きる上で何か目的持って生きたい派です。楽しく生きたい派と言ってもいいかも。

ベーシックインカムが実現されれば、ここを追求出来るようになるのでは?という意味で賛成です。

 

次に、1。欲望を失わないタイプ。

これも人間らしくて良いかなと思います。

より良いって何?という点では価値観がかなりバラけそうですが、より向上したいという人は健全に生きられる気がしますし、全体の発展にも寄与する可能性も高いです。

 

最後に、3。

ここは一番心配です。冒頭の「息してることを生きていると言う」みたいなちょっと理解不能な人になりやすい気がします。

養分は与えられて、ただ生きることはちょっと想像しがたい。

これまで、生きるために仕方なく社会と関わり、働いてきたのに、その唯一の理由が無くなってどうなるんだろう?

さっき言ったように、最初だけは何か開放感があるかもしれないですが、そのうち虚しくならんかな?

天井を見続けても正気でいられるほど悟りを開いているのであれば問題ないのかもしれませんが、その領域に達せる人間は非常に少ないと思います。

(社会にとっても単なる負担になるだけ?支給と消費は一致して新たな価値は生まないですし、生きる意味としては繁殖だけになる?)

 

 

本日は、こんなとこで

冒頭のツイッターからざっくり思ったことでしたー。あんまり深く考えてないんで突っ込みどころも多い気がします 笑

「ベーシックインカムが実現したらどうなるか?」で面白い見解があれば是非コメントをよろしくお願いします。

 

 

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コメント一覧
  1. 私なら1と2かな。専業投資家として生きてみたいですね(笑)

    IT技術の進化によってどんどん人が働かなくてもサービスや物が生み出されていく時代になりつつありますし、私も将来的にはベーシックインカム以外の選択肢が思いつかないです

    リスクをとって自分で資産を運用するという文化がなかなか浸透しないように、変化とリスクをとることを嫌うけど、勤勉でまじめという日本人の国民性を考えると、案外ベーシックインカムを導入したほうが、特に若者の消費意欲を抑え続けている将来不安が解消されて、個人消費が伸びて経済も活性化したりして・・とおもったりもしますし、失業保険、生活保護に代表されるセーフティーネットの適用・不適用を判断するための膨大な事務処理という後ろ向きなコストもかからなくなりますしね。

    最低限の生活を保障されるのなら、本当はこんな仕事をやってみたいけどリスクが怖くて踏み出せない人の背中を押すことになりますし、imoecatさんがいつも主張してらっしゃる「人は自分の好きなことをしている時がもっとも高いパフォーマンスを発揮する」というプラスの効果も期待できますもんね

    • sunさん、こんにちは

      私は専業投資家ってしんどいと思うんですよねー
      よっぽど好きでないと難しいと思います。特に中長期投資スタイルの人ではスタイルとも矛盾してくると思うので。

      実現はなかなか厳しいかもしれませんが、ベーシックインカムは、「自分のやりたい事」へ意識が向く良いきっかけになるかもしれませんね。

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