インプット法、情報処理ばかり気にする人はちょっと考え直した方が良い
スポンサーリンク

よく、効率的なインプット法ばかり気にする人がいます。(たまーに私も聞かれます)

似たテーマはメルマガにも書いたんですが、世の中の大半の人が「秘密の情報源」や「ライフハック」みたいな生産性を高めて意識高く生きようぜーウェーイみたいなノリに惹かれている印象がある。

その人と同じインプット法、情報源に触れれば自分も同じアウトプットや思考が出来るはずと考えているように感じるんです。

要は、「お手軽なノウハウ」を求めていて「もったいぶらずにその秘密を教えてよ」と

アホですか?

 

抽象化とネットワーク化

いきなり、結論ですが、

とりあえず、自分で考えなきゃ話にならない。同じインプット法をしても貴方はその人にはなれない。

ということになります。

個別具体的な情報にただ触れてもあまり意味はありません。

貴方は物知り爺さんになりたいんですか?

それとも雑学王になりたいんでしょうか?

多分、人から評価される独自の視点を持つアウトプットが出来る人になりたいんじゃないですか?

その為には、物事の繋がりを自力で見つけらるようにならなければいけません。

 

スポンサーリンク

 

「仮想通貨」と「フリーランス増加」と「シェアリングエコノミー」

例えば、あなたは上記のような個別具体的な情報に触れて何を考えるでしょうか?

ポイントは繋がりです。

・・

・・・

・・・・

どうでしょうか?

私なら、これらの情報から「中央集権の衰退と分散型への傾斜」を感じます。

中央集権的な「国の通貨」「企業に雇用されるサラリーマン」「所有権」から、より分散型の価値観へ人々の意識が変化していることを考えます。

他にも、「iPhone登場&リーマンショック以降」と「昨今の働き方改革」という情報も私は女性的価値観への傾斜を考えます。

男性的な価値観は、積み上げ型です。バランスなど考慮せず、1より10。10より100。100より1000!とより数字の大きいことが良いことであるという価値観。

バブル期の「24時間働けますか?」のようなフレーズは今は問題になるはず

しかし、当時はより働きより稼ぐこと。生活を犠牲にしてでも仕事をすることが是とされていました。それが「企業戦士」です。

リーマンショック前の金融主導の金儲け主義も、ある面では男性的な数字積み上げ価値観の結果で

一方、女性的な価値観は「バランス重視、シンプルさ」に向かいます。

「数字積み上げよりもほどほどでバランス取ろうよ」と。「ワークライフバランスよ」と

家庭においても昔から女性の方がバランスを取ることが得意です。男性はただただ何かに邁進することが多い。

iPhoneはあの女性的なシンプルさが受け入れられました。(一般的に男性性は複雑さ、理屈が優先されます。)

マーケティングにおいても「男性には理屈で攻めて、より高機能な商品を!」「女性にはイメージ重視で使用時の快適さ美しさを」と勧められます。

 

 

要は、沢山の情報を抽象化し、各情報の繋がりや共通点を見つけること、それを考えることが最も大事。

ただ漫然と情報に触れて、人の言うことに頷いていては受動的で自分では何も考えられない人間になってしまいます。

そして、アウトプットは、上記の作業の後に人に伝えるために構成を考えたり、テーマを絞ったりすることで成り立っていて。自分の頭で考えられなければ他とは違うアウトプットは当然できません。

最近のネットニュースにあるようなテレビで放送されたことをそのまま文字起こしした記事はバカのすること。人工知能にそんなものはすぐに代替されるでしょう。

繰り返しになりますが、単なるインプット、アントプットには意味がありません。

もっとも大事なのことは「考える」部分。「自分なりの視点」を作る部分。

誰かのライフハックを真似しても自分で「考える」作業をしなければ意味がないのです。

もしかしたら、世の中に情報が氾濫しすぎ&スピードが早すぎて効率的なインプット、アウトプットが出来なければ世間に追いつけないと感じていませんか?

そんな時期だからこそ、あなたも少し静かな部屋でじっくり考えてみてはどうでしょうか?

 

 

スポンサーリンク
おすすめの記事