
こんばんは、imoekatです。
今日は、投資企業を選ぶポイントについて
世の中には沢山の企業があり投資初心者にはどれを選べばいいか分からないですよね?
勿論、財務諸表などファンダメンタルの勉強も必要ですが、どんな企業か?どういう事業をしているのか?という定性的な面からある程度投資先企業を絞り込めるんです。
その1つのポイントが「インフラであるか?(なり得るか?)」
Contents
インフラとは?
インフラ=「世の中に欠かせない存在になる」ということです。
企業としてインフラになってしまえばいわゆる圧倒的勝ち組になります。
代表的な企業としては、Google、amazon、Appleなどですね。
何かを調べる時必ずGoogleを使いますよね?
何かをネットで買う時はamazonを使いますよね?
そして、スマホを創り世の中に広めたのはappleです。(シェアは15%くらいですがスマホ全体の利益の9割以上を稼ぎます)
世界中の人の生活に深く浸透していてこれらの企業は今無くなると世界が大変なことになります。
インフラ企業は競争しない
「インフラになる=代替が利かなくなる」ので価格競争に巻き込まれなくなります。
むしろ”是非使わせてください!”と懇願されます。
極論を言えば「言い値」を要求出来るということ
これらのインフラ企業は以下の記事にあるように「使用する人の利便性」を徹底的に追及しています。
Kindle使って一ヶ月レビューのフリしたGoogleとamazonの怖さについての考察 | assets人生
google amazonの怖さ
これが人々に代替の利かないものと評価される源泉です
一応断っておきますが、特に努力もせず元々国営だった企業は別ですよ。
それでも国の保護は未だに見え隠れするので圧倒的に利益率が良くシェアも高いですがね・・(東電、JR、NHKなどなど)
このように、元国営じゃなくてもインフラ企業の利益率は非常に高いのが特徴。
狭い世界でインフラになる企業
上記のインフラ企業は世界的規模のインフラになっており、ここまで行くのは正直厳しいです。
しかし、より狭い世界でのインフラ企業はもう少しハードルが下がるのココが狙い目。
例えば、天然調味料の世界でインフラ企業となっているのが「アリアケジャパン 2815」
この企業は、簡単に言えば畜産系の出汁の専門企業です。
イメージし易いモノとしては、コンソメとかラーメンスープとかカレーの下味とかブイヨンとか・・
世の中にあるカレールーの下味はほぼアリアケを使っています
それ以外にもレトルト食品などの加工食品や即席麺のスープベースのほか、ホテル、レストランの外食産業、惣菜やコンビニなどの中食産業など幅広く使用されています。
一言で言えば、「日本人の外食における下味を牛耳っている企業なのです」
アリアケジャパンが無くなれば、日本のレベルの高い安定した味が維持できなくなる可能性があります。
このようにアリアケジャパンはまぎれもなく”食(天然調味料)の世界のインフラ企業”なのです。
縁の下の力持ち的企業が狙い目
インフラ企業は実は目立たない企業、縁の下の力持ち的企業が多いです。
世の中の人のどれくらいが「アリアケジャパン」を知っているでしょう?
でも、ほぼ全ての日本人はアリアケジャパンの商品を食べているのです。
「エイジス 4659」も世の中どれくらいの人が知っているでしょう?
しかし、貴方の利用しているスーパーやコンビニなどはほぼエイジスを利用して棚卸しをしているのです。
このように狭い世界のインフラ企業は表には出ないですが、裏で欠かせない企業という特徴があります。
インフラ企業を探すには、世の中にある商品、サービスの裏で欠かせないコトはなんだろう?という視点で企業を調べると思いもしない強みやある業界で欠かせない企業が出て来るでしょう
ファンダメンタルからの確認
上記の事業に注目し、「インフラ企業」かな?と思える企業に出会ったとします。
そうしたら、次は数字からその企業の強さ、守りの堅さを見るのです。
安定したインフラ企業であれば利益率が高く、キャッシュもガンガン貯まるはずなので有利子負債も少なめなはず。
また、忘れてはいけないのは成長しているか?です。
毎年売上が伸びているか?利益同じように伸びているか?等々
数値面から色々確認をし、思ったとおりの企業だとしたら投資するという流れですね。
以上、投資先企業を考える際の1つのポイントを述べました。
私はかなり重視しているポイントなのでおススメ。この基準で選ぶ企業は事業の強さがあるので下げもそこまで酷いことにならない事が多く守りも堅いです。
参考になれば幸いです。