物事の本質を掴む力の鍛え方(読んだら忘れない読書術)
スポンサーリンク

こんばんは、imoです。

本日は、「物事の本質を掴む力の鍛え方」について。

まー偉そうにこれから書いて行きますが、私も勉強中。

そんな試行錯誤の中、自分でやってみて成果が実感出来た方法を書いて行きたいと思います。

 

Contents

読んだら忘れない読書術

 

 

基本はこの本の内容。

実は私、本を読むのがとても遅いです。しかも、時間が経つに連れて内容を忘れていきます。

数ヶ月後にはボンヤリ覚えている程度。この掬っても掬っても手から零れ落ちる水のごとき読書に虚しさを感じておりました。(今も気を抜くと同じ状態)

いろいろ速読系の方法は試しましたが、基本的にしっかり読みたい性分でもあり本を読むのは中々早くなりませんでした。同じジャンルの本ばかり読めば既知の事柄が多くなるのでその分早く読めますが、私の場合初見の分野はいつも遅い・・

ですので、「せめて一度読んだ本をしっかり自分の血肉にしたい」と考えました。(時間をかけて読んで忘れたら、意味無いですよね・・)

 

スポンサーリンク

 

忘れない読書→本質を掴む訓練

忘れない読書のポイントは三点

  1. 続けて二回読む!
  2. 自分に響いた文節をチェックする
  3. アウトプットする

の三点。

 

① 「続けて二回読む」

これは特に私のように忘れやすい人におススメ。やり方はそのまんま、まずはちゃんと一回読みます。そして、すぐ二回目の読書をするだけ。

何故これが良いのか?

人間、全体像の掴めないモノは頭に入ってきません。一回目の読書は闇の中を手探りで歩いているようなもの。私の実感では一回目はあらすじと2.3の重要な主張がボンヤリと分かるくらい。

二回読むということは、その全体像が掴めた状態で読書を始めるということになります。しかも、二回目ですので一回目と比べて格段に早く読めるはず。そり本の内容がクリアに頭に入ってくるのが実感出来るでしょう。そして、一回目にはボンヤリ複数に見えていた主張が実は1つに大きな主張であったということに気付くことが多いです。

そうです、本というのは基本的に「主張は1つ」。つまり、「本の言いたいこと=本質を掴む」ことが出来ればその読書は成功と言えます。

 

②「自分に響いた文節をチェック」

これは自分へのメモですね。

「自分の心に響いたポイント=自分なりに考えだすきっかけになる部分」なので、そこはとても大事なとこと言えます。これは一回目の読書の時からチェックしましょう。(通常多くて5箇所くらい)

二回目読むとき、そのチェックの周辺を特にしっかり読み他の部分は流し読みをしてもいいくらいです。

このチェックは読書の効率化とその本の本質に当たりを付ける練習です。

 

③「アウトプット」

よく言いませんか?「人に教えるのが一番勉強になる」と

私は、学生時代に家庭教師をしていた時が現役時代以上に中学、高校の数学と英語が出来ました 笑

アウトプットとは”人に伝えること”です。人に伝えるには、自分の中にある情報を整理咀嚼し、伝える順番、論理の流れを考えることが必要。

つまり、アウトプットするとは強制的に自分の頭の中の整理と複雑な概念を簡略化しストーリーを組み立てることを意味します。

ここで、本を読む側(受け手)と本を書く側(送り手)が逆転します

読者(受け手)として理解した内容を今度は書き手(送り手)として発信しなきゃいけないのです。

しかも、元の本よりエッセンス(本質)のみを抽出し分かりやすく伝えなきゃいけません。

これは中々難しい

私は、そのアウトプットをこのブログでやっています。(個別の本の内容紹介というより、様々な本の内容、人とのコミュニケーション、各種情報の合体のエッセンスみたいな感じですが)

 

 

スポンサーリンク

まとめ

本の中身を的確に掴めるようになれば、物事の本質を掴むことも上達しているはずです。

世の中のメディアは単一では基本的に1つの主張を叫んでいます。

本はその中でも特に分かり易い。大きな主張、概念が幹を作り、その枝葉で各例や小ストーリーが展開されます。

ですので、本の主題は何なのか?と考えながら読み、それを人に伝えることをしていくとドンドン本質を掴むことが出来るようになるでしょう。

本をちゃんと読めるようになると、日々の人とのコミュニケーションでも「この人は何を言いたいのか?」という視点で聞くクセが付き生活面でも恩恵があります。

仕事でも本質を掴むのが早いと評価は高くなるでしょう。語彙を知るとか他人の知識に学ぶという以外にも「本質を掴む訓練になる」という意味で読書って大事だなー感じます。

投資においてもその企業の本質を見抜く訓練になるでしょう。何となく応用が効くのもこの訓練の利点。個人的には株式投資では枝葉ばかり見てても大きな利益は取れないと思います。

企業の強み、何が利益の源泉か?を見抜くのが一番大切。

 

読書で慣れてきたら、より複雑な映画やドラマ、演劇とかのレビューを書いてもいいでしょう。

自分なりの視点を加味して人に伝えられれば、その反響もあって面白いと思います。(他人の視点も学べますし)

私はこれらを意識してから格段に本質を掴む力が付いたと思いますし、自分の頭の整理と伝え方の良い訓練になっていますよ

中々読書が身にならない!と思っている人は是非お試しを

 

 

スポンサーリンク
おすすめの記事