株式市場へこれから投資をする人にもチャンスはある(投資成績2016/2/27)
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こんばんは、imoekatです。

今日は「今週の投資成績」と「株式市場は今後より効率的になり利益を上げる可能性は減るのか?」について

 

では、今週の成績です。

2016/2/27
銘柄取得単価現在単価収益・損失比率
UBIC 2158954713-25%285
アリアケ 281524656320156%784
あいHD 30761705300076%5700
トレファク 30931065117610%889
エイジス 46591736345599%1037
山田コンサル33893115-8%312
メック 49718308472%424
ポールトゥウィン 3657975968-1%290
キャッシュ1149
10869

今年の初めは

2015/12/31
銘柄取得単価現在単価収益・損失比率
UBIC 2158954932-2%373
アリアケ 281524656710172%1503
あいHD 307614743080109%4620
トレファク 3093111811170%398
エイジス 465917363700113%1110
山田コンサル3389387514%388
メック 49718308705%435
マニー 77301188233797%701
キャッシュ1700
11227

 

その結果、

2016年成績-3%

になりました。

さて、今週は売買しておりまして「アリアケジャパン 2815」を6140円で少し売りました。

今週のアリアケジャパンは結果値上がりしていますが、現状高すぎなことは変わりなく今後調整するかなーと思いました。

希望的観測で安くなれば買いなおし。

元々キャッシュポジションを厚くしたいと思ってもいたので売却実行しました。

Topixは年初から約15%くらいマイナスなので、ここへ来てだいぶアウトパフォームですね。

 

Contents

自分の勝負出来るとこ

私は、機関投資家が手を出しにくいところで勝負しています。

具体的には「時価総額が小さく、ニッチな強みを持ち、その強みを今後広げていける企業」です

ここは図体のデカイ機関投資家は手を出せない領域。そして、時価総額1000億以下の企業なんて一般的に知られていないマイナー企業がメインなので個人投資家もチェックしてないことも多い。

その結果、人気が無く安値に放置されています。

更に、独自の強みを今後広げる可能性があれば現在の売上を10倍にすることもそこまで難しいことじゃないのでリターンも大きく期待できるでしょう。

 

効率的市場仮説

今後、ネットで質の良い投資理論が無料で気軽に学べる環境になった結果、素人でも簡単にファンダメンタル分析から投資するようになり株式市場全体の効率化が進むので”非効率領域=価値と価格の歪み”が消滅すると考える人もいます

シンプルに言うと、「お手軽に儲けられる投資領域が今後無くなるのではないか?」ということです。

これが事実となるなら今から投資する人はシンドイですね。

今よりもっと高度な知識、分析、価格設定をしないとリターンを維持出来ないということですので、よりマッチョな世界になります

まー元々お手軽にとか考えている人は現在でもリターンを得られないので除外しますが、今現在志を持って勉強に励み株式投資に真摯に向き合っていこうとしている人には残念なお知らせ

 

人は皆違います。

結論から言うと、私は今後も効率的な市場になるとは考えていません。

それこそバフェットの師匠であるベンジャミン・グレアムの時代からバリュー投資理論はありましたし、ネット環境も10年以上前からあります。

それでも日本の株式市場の効率性はほとんど変わってないのが実情です。(タイミングもありますが私のリターンはむしろ上がっている)

特に日本では株式市場に参加してくる人は今後も主に短期投資の「ギャンブラー」が中心だと思ってますので、ファンダメンタル分析をちまちまやって気長に待つという投資の仕方はしないでしょう。

このような人達は「短期で一攫千金コース」ですので、今後もプロの方々と抜き身の刺し合いを演じてもらいましょう。

 

それとは別に「たとえ企業分析に基づく投資をしたとしても、評価は人それぞれ異なることが多い」という事実もありますね。

分析結果が皆全く同じになるとは思えません。(有名投資家のパクリは除く)

皆それぞれ違う視点、基準で企業を評価しており私が「買い」と考える企業でも世の中には「売り」と思う人もいるわけです。

当たり前ですが、そうだから売買が成立しますしね。

もっと言えば、企業を良いと思えるか?はその人の”視点”によります。

私は、私なりの視点で「この企業は良い!!」と考え投資したとしても人によっては「え?どこがいいの?ここを見ると危険だと思うんだけど・・」と全く逆の結論を出すことも多いです。

このように、例え今より沢山の人がファンダメンタル分析をマスターし投資を行っても、株式市場はちっとも効率的にはならないし私の勝負している領域は更に影響が少ないと現在の私は結論付けています。

(投資参加者全てが同じ投資プログラムで売買するのなら”歪み”は無く利益を上げる領域は無くなるかもしれませんが、そんなこと有りえませんしね。)

 

まとめ

今から投資を始めようと考えている人も、しっかりした投資哲学を持ち、ちゃんとした投資の基礎知識を持っていれば結果は満足出来るリターンを得られるでしょう。

ポイントはプロ、強い人、異常な取引をしている人とは違う領域で勝負することです。

比較的平和な領域で戦うことを意識すれば、逆に今のネットで色々な知識が手に入る環境はプラスになります。

以下を意識することです。

「ちゃんとした投資知識を得て、自分の投資哲学を固め、資金コントロールをきちんとする」

以上、参考になれば幸いです。

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コメント一覧
  1. 特に日本では株式市場に参加してくる人は今後も主に短期投資の「ギャンブラー」が中心だと思ってますので、ファンダメンタル分析をちまちまやって気長に待つという投資の仕方はしないでしょう

    これは本屋さんにいって株式投資本のコーナーを除くと、ほとんどの書籍が派手で刺激的なタイトルで占められていることからもうかがえますよね。

    実は競馬の馬券の世界は10年前に比べて合理的な予想をする人の比率があがってるので、えー断然人気が飛んでこの2頭で決まってこんだけしかつかないのか・・・と思う配当がほんとに増えてます。株式投資の世界もそうなってしまうのでは?と心配したこともありましたが、本屋さんの投資コーナーが現状のような状態が続く限りその心配はなさそうですよね。

    比較的平和な領域で戦うことを意識すれば、逆に今のネットで色々な知識が手に入る環境はプラスになります。

    これもおっしゃるとうりですよね。ネットがなければ個人では簡単に手に入らない詳細な情報が今は短時間で手軽収集できてしまいますもんね

    • sunさん
      こんばんは

      雑誌は私もチェックしています。仰るとおりほとんどが一攫千金狙いor楽して儲けよう系のタイトルと中身ですよね。
      これを見ているとファンダメンタル投資法が主流になることはまだまだ無いなと感じます

      競馬の世界は変化しているのですね。
      面白い。
      そういえば様々なデータからプログラムを組んでシステム投資のように機械的に馬券を売買し巨額の利益を上げた人も居ましたね。
      趣味としては面白そうですが、ギャンブルとしては素人が参加するには魅力が減ってるみたいで残念です。
      株式投資も将来同じような状況になるんでしょうかねー
      なるとしても大型株からでしょう

  2. imoekatさん、こんにちは。
    こんな相場ですから、各々の投資姿勢が問われますね。
    長期投資の良い点はその成績だけでなく、日中にかける(パソコンの前に張り付く)時間が少なくできて定職のある人に優しい点もあると思うのです。
    働いて稼ぐ、自分というインカムゲインも立派な資産形成の手段かなと。
    自分もしっかり働いて、お金にもしっかり働いてもらうのが理想です。

    • vetaさん
      こんばんは

      そうですね、拘束時間が少ないことも大きなメリットだと思います。
      専業で日々プレッシャーと戦い続けることは大きなストレスですし、そこまでする気合も私にはありません 笑

      仰るとおり、自分という確実な人的資本を上手く活用することは絶対大事です。
      専業になると人的資本すら株式市場へ投じることになり、分散という意味でも一極集中している状態となるのでリスクが高いかなと。
      月々のキャッシュフローを稼ぎながら株式投資もやるのが精神衛生上もリスクの面でも安定する方法だと思います。

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